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  • GDPマイナス12.7%の国の不思議な円高!不思議な大臣は「ローマの休日」でzzz・・!? | 経済的自由の実践投資備忘録

    GDPマイナス12.7%の国の不思議な円高!不思議な大臣は「ローマの休日」でzzz・・!?

    10-12月期の本邦GDPが本日発表され、前期比マイナス3.3%、年率換算ではマイナス12.7%となりました。
    約35年ぶりの大幅な落ち込みです。
     
    もう結果は出てしまいましたが、皆さんはこの数字に株と為替がどのように反応すると考えたでしょうか?
     
    ファンダメンタル分析の難しさを振り返りましょう!
     
    私の考えはこうでした。(◎本命、○対抗、△穴)
     
    <日本株>
    悪材料出尽くしで上昇(△:改善の目処もないのに有り得ない)
    織込済で反応しない(◎:底から浮上していないので少々予想以上でも反応しない)
    酷い結果に素直に下落(○;国民性からもネガティブな結果に素直にネガティブ反応)
     
    <為替>
    円安(◎:何故この国の通貨に逃避していたのかと世界が疑問に思う)
    織込済で反応しない(○:日本の国内要因は無視)
    円高(△:日本株下落に反応する場合、大矛盾ですがリスク回避の円買い、)
     


    さて、答えは日本株はほぼ無反応で正解!
     
    為替は日経下落を見込んで一旦円高に動くが、日経が落ちないので結局無反応で不正解!(今日全体では少し円高気味ですし)
     
    為替に関しては明らかな円売り反応があるだろうと考えましたが、全くそうはなりません。
     
    さて皆さん、ユーロや英や豪が予想以上のGDP大幅マイナスとなったら為替はどうなるでしょう?
     
    当然その国の通貨は売り浴びせられますよね。
     
    特に円はこの半年から1年大きく買い上げられてきたわけです。
    普通の国の通貨なら怒涛の円売りが起こっても不思議ではない。
     
    円という通貨は一体何者だ?
    何故先進国で一番成長率が落ち込んでいる国の通貨が買われたままなのか?
     
    やっぱり円は影の通貨だとの考えがますます強くなりました。
    日本国内で何が起ころうかほとんど無視です。
     
    為替は相対評価でレートが決まりますが、クロス円に限っては外貨に対する絶対評価でレートが決まると考えても当たらずとも遠からずです!?
    ということは長期に渡って円高が継続することはまず考えられません。
     
    諸外国の景気が回復すれば必ず円安になるはずです。(何故ならその時も日本の経済状態は無視されるから)
     
    やっぱりクロス円は諸外国の株価の変動とこれからも連動するのでしょう。
    ということは円安バブルはまた起こりえますね。(株価連動だから)
     
    そんなことを今日は考えました。
     
     
    ところで、中川大臣がローマG7でzzzとなり、米ABCまでが報じました。
     
    これを見た海外の投資家やファンドがなんでこんな国の通貨を俺は買っているんだと円売りしてくれれば、為替介入もせずに財政金融相の役目を果たしてくれるのですけど!?
     
    まあそれも織込済みだから、日本国内で何が起ころうが、要人が何を発言しようが、ローマの休日いやローマG7で国会議事堂と同じ感覚で寝ようが、影響のない世界の影の通貨なのかも知れませんね!?
    (あ~、悲しい・・。)
     
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