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  • FX業界にやはり「官製不況」の嵐?投資家保護の観点から金融庁規制リスクに注意喚起!? | 経済的自由の実践投資備忘録

    FX業界にやはり「官製不況」の嵐?投資家保護の観点から金融庁規制リスクに注意喚起!?

    GFT系ではメジャーな北辰物産の「DRAGON FX 24」が取引停止を発表しました。
     
    その理由が・・・、
     
    現在及び今後改正される予定の金融商品取引法において社内管理体制の見直しを行う必要がありサービス停止が必要と判断した。(要約)
     
    と具体的には言及されていませんが、金融庁の昨今の締め付けが関係していることは確かなようです。
     
    また、取引継続を希望する場合はGFT社への新規口座開設を勧める(要約)
    とも述べていて、サービスを再開する気がないとも受け取れます???
    (金融庁の規制を受けない海外口座開設を勧めちゃいますか?)
     
    私は利用者ではないですし、推測に過ぎませんが、低スプレッドに対する勧告はGFT系に該当しないでしょう。
     
    単なる推測ですが、信託保全方法の変更が必要(?)だが、ハイレバ規制も導入され取引量も減少しそうなので、早期に撤退してしまおうとの判断ではないでしょうか?
     
    今後もヤーメタと事業停止する業者が続々と出てくるのかも知れません。
     


    GFT系と同様に業者側で提供スペックをコントロールしにくいのがSAXO系だと思います。
     
    ちょっと心配です・・。
     
    アストマックスが最近撤退を決めましたが、SAXO系でサービス停止する業者は他にもあり、おそらくただでさえ業者にとって利益を出しにくいのだと思います。
     
    金融庁の締め上げがなくても撤退しているのに、小額取引にはミニマムチャージを設定しているSAXOがレバレッジ規制で受ける影響は小さくないと推測されます。
    (単純に取引量減による売上減ではなく客がミニマムチャージを避けて去っていく可能性もある。)
     
    私のSAXOメインは今Hirose Traderですが、ヒロセ通商の他システムは信託先がOCBC銀行なのに、Traderだけが新銀行東京となっています。
     
    私はそのマイナスポイントを認識した上で他の条件で選んで使っている訳ですが、おそらく採算面で他システム同様にOCBCに出来ないのだと推測します。
     
    また、アストマックスFXの株式は親会社がサクソバンク本体に譲渡しているので、サクソの100%子会社になります。
     
    サービスを休止した会社を買収したということは、本体が自ら旧アストマックスを通じて日本でサービスを提供する予定なのだろうと期待しています。
     
    しかし、金融庁が細かく規制をかけてきて採算が取れないと判断すれば外資はとっとと撤退してしまいます。
     
    日本で100通貨ペア以上を扱うのはGFT系とSAXO系だけだと思いますが、もしつまらない規制により日本の投資家がサービスを受けられなくなるなら、金融庁の言う投資家保護とは一体何なのかと問われるでしょう。
     
    日本でグローバルに株式投資したくても黒船との競争を避けている、かつ守られている証券業界では高コストで選択肢も限られます。
     
    一方、日本で歴史の浅いFXで100通貨ペア以上に投資できる環境がいかに恵まれているかは外国株投資家ならわかるはずです。
     
    くだらない規制がなく競争が促進されているから、投資家は低コストで選択肢を豊富に持てる訳です。
     
    勿論その負の面を否定する訳ではありませんが、頭脳明晰な金融庁のエリートの皆様には「官製建設不況」の前例も踏まえた上で時代を後戻りするのではなく、日本を金融立国にするとの志を忘れずに木ではなく森を見たバランス感覚ある判断を期待します。
     
    ということで、皆さんも金融庁規制リスクに伴う業者リスクにはしばらく注意を払った方が良いかも知れません。
     
    ところで、私のブログではアフィリエイト記事を乱発したりデメリットを説明しない勧め方をしないように気を付けていますが、右サイドバーのリンクは業者の撤退リスクまで考えて厳選している訳ではないのでご承知置きください。
     
    特にトレード口座には私は小額しか置かないので急に撤退されても特に困りませんし、長期用も10年持つつもりで最大手で運用している訳ではありません。
     
    個人的には先行者利益でシェアの高い業者を選ぶスタンスは好みではありませんが、撤退リスクを避けるには大手から選ぶのが無難であると思います。
     
    と言っても、記事本文ばかりが目立つのか(!?)、誰も開設してくれないんですけどね・・orz。
     
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    コメント

    1. オージー より:

      こんばんわ~。
      Dragon FXは北辰さんですよね。
      あそこはプラットホームはGFTのものをそっくり使っているのですがPRCであるがゆえにおそらく信託保全がらみの問題が発生したようですね。(GFT自体は信託保全されている)
      GFTのプラットホームのDealBook360はおそらく業界トップクラスだと思いますので顧客の多くはIBであるサザやAFTなどに流れるのではないでしょうか。
      海外の業者は日本の業者よりも遥かに歴史が古くレバも100~400ぐらいが一般的です。今後例のばかくさいレバ規制が敷かれると海外の優秀な業者もハードルに掛かってしまう可能性がありますので日本に拠点のない業者と直に契約する必要がでてくるかもしれません。
      現在さまざまなサイトで口座開設の補助をしているようですが今後「最悪の事態」が発生した時に日本のプレイヤーが一斉にそちらに流れてしまったらある種爆笑ものですね。
      私は現在海外業者直で3社と契約しております(国内は3社)。
      英語がだめだからといって国内の規制に甘んじてしまうようでは投資家失格(管理人さんはそのようなことはないですよね)になってしまう時代が来たのかもしれません。
       
      ただアメリカも5月15日から変な規制を導入するようなので今後要注意かもしれません。
      業者の籍もチェックしなければならないとはいやな時代になったものです。
      まあ自分の利益を守るためには投資家としては当然の手間なのですが・・(苦笑)。

    2. 太助 より:

      個人的にはGFT系の値洗いには馴染めず、あまり使っていませんが、SAXO系は国内の最後の砦がHirose Traderですよね。資金調達金利が付く唯一の口座なだけに残ってほしいです。
       官製不況、本当にいらんことしてくれますよね(笑)。私もついに海外の業者に口座開設して取引を始めました。
       私も少し前にブログで記事にしたのですが、オージーさんのおっしゃるとおり、5/15から変な規制が始まります。なので、1つは米国ですが、1つは英国に口座を持ってます。
       海外の業者にも一部、日本語で問い合わせられるところがあるのですが、私が検討した某業者は、相手は日本人なのに日本語が通じないのですよ(笑)。「デケイド」(もういいよ!)の頃に勉強した英語で、あちらの人に質問した方が、こちらの期待する回答が得られたということもありました。
       英語は話せない、でも嗜み程度に読み書きできる、という典型的な元受験生ですが、まさかこんなところで生きるとは思いませんでした。(笑)
      オージーさん、
       >日本のプレイヤーが一斉にそちらに流れてしまったらある種爆笑もの
       本当にその通りですね。
      上で「頭脳明晰」とか「エリート」とかは自分達はそのつもりだろとイヤミで書いているのですが、多分そこまで彼らの頭は回っていないのでしょう。
       私は英語でメールで読み書きは何とかなると思いますが、電話で英語でクレーム付けるのは難しいです・・orz。
       私にとっても、状況によっては海外業者も必要になるかも知れないと思います。
        なぞペンさん、
       資金調達金利がつく(建値値洗い方式の)SAXOではSVC証券も残っているのではなかったでしたっけ?
       5/15からの米国での規制はなぞペンさんのブログを読んで勉強することにします。
       証拠金を円で預けられて、かつ海外送金の必要がなければ、敷居は低くなるんですけどね。
      確かIB(Interactive Brokers)は日本で円で入金できたと思いましたけど・・?
      必要に迫られたら勉強します。

    3. なぞペン より:

      そうですね、SVC證券もありました。すっかり忘れていました。ただ、SVCはフォワード取引はやめるみたいですし、必要証拠金率も上がってくるなど、やりにくくなってきたみたいです。
       
      口座持っていますが、CFDの宣伝ばっかりですね。そっちへシフトしたいのだと思います。
       
      米国の規制の話は、勉強してもらうほど大した記事ではありません(笑)。
       
      円を証拠金にできるところは知っていますが、円で入金できるところがあるらしいというのは初耳です。
       
      今は試しにドル建てで少しやってますが、当然差益はドルですので、10%利益出しても、ドル円が10%円高になったら何をやってるのかわからなくなりますね。

    4. 太助 より:

      IBへ国内で円で入金できるという話は確かめて書いていないので信用しないで下さい。
       証拠金を外貨に変えなきゃいけないのが避けたくなるところなんですよね。
      ドルを取引する前にドルに両替して、円を売ってドルを買うみたいな(笑)
      結局ドルに両替する為に銀行で1銭(←マチガイ1円に訂正)を抜かれて、海外送金手数料も取られるじゃないですか?(抜け道は少しありますけど)
       私にとっては英語での対応より、これがネックです。

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