昨日の週明けは雇用統計の悪化を受けた(?)リスク回避で、株安・資源安・円高が進みました。
雇用統計の悪化がそんなに尾を引くものではないとも思うのですが・・。
(実体経済にとってではなく、相場が週をまたいで何日間も・・、という意味です。)
ドル円は一時94円台、原油も一時63円台で5週間ぶりの安値を付け、世界の株価も軒並み下落。
その中でもインドがなんと5.8%の急落!
(えっ、インドでは普通だって!?)
でも、これは外部環境の悪化ではなく純粋にインド国内の問題によるものです。
今年度の連邦予算で歳出拡大の結果、2010年度の財政赤字が対GDP比6.8%に達するとの予測が明らかになったためです。
(市場予測最大は6.5%)
また、歳出も景気対策に繋がらないものが多いと意識されたようです。(どこの国も似たようなものでは?)
日本と比べれば今後成長して歳入も右肩で増える国ならどうってことないだろと思ってしまいますが(?)、与党の勝利で17%上昇した以降も堅調だったインド市場もかなり調整しました。
まだまだ調整が進むのか、しばらくは注視した方が良いかも知れません。
昨夜豪ドル円が74円台に突入したところで、2万通貨打診買いしてみました!
資源価格急落の割には豪ドルの下げ方が小さいと捉えました。
(まだまだ買い圧力が強くあまり下げないか、今後どこかで下にドッカーンがあるかのどちらかと!?)
昨日のほぼ底で拾えましたが、まだ状況は不透明ですので、様子を見てあわよくば長期ポジションにしたいと考えています。
しかしながら、豪ドルの現状のスワップにはあまり興味がないので臨機応変に行きます。
その一方で、長期的に高金利が復活した時にスワップを享受できるポジションを高値にならない内に仕込んでおきたいとの考えもあります。
その豪ドルですが、本日13:30にRBAの政策金利発表があります。
金利引き下げならサプライズですが、据え置きでその後の声明により相場が動かされるのだろうと思います。
G8もありますし、今週はまだまだ乱高下があるのかも知れません。
ただ、G8でドル安を招いたとしてもクロス円には大きな影響は与えないと思いますし、ドルに代わる基軸通貨の議論が行われずドルを信認する発言・声明になったとしても、大きくドル高に振れることはないと考えていますが・・。
バイアスはどちらかと言えば、ドル売り他通貨買い、ドル円は相変わらず横にフラフラと見ていますが・・。
さて、どうなりますか?
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]