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    6億6億!と射幸心を煽る品のないBIGのCMは団塊・バブル・ゆとりのパロディー?

    言いたい放題の巻!
     
    最近のテレビCMは1回受けると同じタレントが別のCMでも多用され、何度もウンザリする程似たようなキャラで登場するように思います。
     
    AKB洪水CMもそうだけど、しつこいのが高田純次。
    お笑いタレントとしては独特のセンスがあり決して嫌ではないのだけど、佐々木希に下ネタで絡む品のない元気な団塊オヤジキャラでウィルコムのCMが何度も流され、これが受けたのかやたらとCMで起用され始め、極めつけがBIGのCM。
     
    6億6億!とギャンブルを煽るBIGマンに扮して、街で通行人をそそのかしてBIGを買わせて高笑いをする品のないキャラでCM。
     
    BIGを販売しているのは独立行政法人の日本スポーツ振興センターで、この独法の役員には文部省や大蔵省からの天下りもいるようですが、官がこんな品のないCMを全国に垂れ流していいのか?
     
    私が品を言う立場にないが、TPOはわきまえろと言いたい。
     


    更にこのCMはエスカレートして、岡本夏生が扮するボディコン姿のBIGウーマンまで登場して、下品さに更に磨きが掛かった!?
    団塊世代のオヤジとバブル世代のオバ・・お姉さん(!?)がコンビを組んで6億6億と射幸心を煽って、(好きではない表現だが)ゆとり世代をカネとエロでたぶらかして、BIGを買わせて高笑いするCMは余りにも下品である。
     
    しかし一方では、全国放送で大量に垂れ流さずTPOをわきまえれば、このCMはパロディーとしては秀逸だとも思う。
     
    広告代理店はバブル時代の華やかさを少し誇張して、大人しくて金を使わない(とステレオタイプで言われる)若い世代にギャンブルくじを買わせようとして、揶揄したかったのは「若い世代」の側なのかも知れない。(私にはわからない。)
     
    しかしながら、CMで際立つのはBIGマンとBIGウーマンの時代をタイムスリップしたような浮きっぷりであり、つまり揶揄されているのは団塊(高田)からバブル世代(岡本)までの「変われなさ」である!?
     
    勿論彼らは役を演じているだけなのだが、6億のカネで何でも買えて幸せになれるとそそのかす物欲100%の「薄っぺらさ」が品のない浮かれた高笑いキャラに象徴されている。
     
    更に言えば、同じタレントばかり起用する品のない横並びのCMが増えたのは、広告代理店もCM企業も経営陣が団塊世代で部長クラスがバブル世代の時代だから、横並びで無難な選択しか出来なくなってしまったからと言えば言い過ぎだろうか?
     
    今の若い奴は個性がないとステレオタイプに横並びで言うけど、薄っぺらな差別化(あなたは黄色いスーツだけど私は赤いスーツって確かに違うけど横並びバブルじゃん!)と個性の区別がつかないだけで、日本で一体どの世代がそんなに個性的だったのだろうか?
     
    イロイロな意味で、BIGのCMはミスター・団塊とミス・バブルの人選も素晴らしいし(笑)、日本の世代と時代を茶化した秀逸なパロディーだと思います!?
     
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