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  • 日経平均の”Sell in May”は本物か?本物なら9月まで下落調整する!? | 経済的自由の実践投資備忘録

    日経平均の”Sell in May”は本物か?本物なら9月まで下落調整する!?

    ほら来ましたね、日経平均のSell in May!
    まあ、狼少年が下げるぞー下げるぞーと言い続けていれば、いつかは当たるのですが、確かに3月頃から言っているような・・。
     
    米ダウが下げても円高に振れても特に材料もなく日経平均が力強く上昇していく日もあるので、日本の株式市場は最早賭博場と化していますねと書こうと思っていたら、木曜日にドッカーンと7.3%下げて1143円安!
     
    下げ幅は3.11を越えて、13年ぶりの大暴落です。
    しかも、高値と安値の幅は1400円を超えるハイボラティリティ。
     
    金曜日には128円高と少し反発して落ち着いたかのように見えますが、高値と安値の値幅は1000円を超えており、実はこの日も壮絶な高ボラです。
    ファンダメンタルズの要因がいくつか重なったようですが、要は実態を反映しないプチバブルが弾けただけだと思います。
     
    13年ぶりの1000円超暴落と言ったって、5月に入ってアホみたいに2000円上昇しているのだから、天井をつかんでいなければ今のところ別にどうってことないでしょ!?
    時計の針を2週間巻き戻しただけですよ。逆に言えば、異常で無理な5月中の上昇分が半分打ち消されたのは必然!(今のところ)
     


    さて、アノマリーの”Sell in May”も有名になってよく知られるようになりましたが、単に「5月に売られる」暴落があるという受け取り方をしている人も多いようですが、そうではありません。
     
    “Sell in May and go away; don’t come back till St Leger Day”
    5月に売り逃げて相場から離れろ。休んで9月まで戻ってくるな。
     
    一年の天井を付けやすい5月に売って、4ヶ月後の9月まで相場がだらだら低迷するので、そこで買い戻せば”Buy and Hold“よりも儲かるという意味です。(意訳)
     
    つまり、”Sell in May”は日本の株式評論家が言うような一時的な調整や押し目を提供してくれるのではなく、市場がベアに入ることを意味する格言じゃ!
     
    さて、先物を見ると週明けの日経平均も下げて始まりそうですが、
    ●暴落はまだ終わっていないのか?
    ●半年以上続いた上昇相場の反動で9月辺りまでベア相場となるのか?
    ●日本の株式評論家の願望もとい予想通り一時調整で押し目を提供して反転上昇するのか?
    目が離せませんね!?
     
    毎日1000円も変動する危険ならカジノには、新規参入or再開組の個人投資家も下げたからって簡単には入って来れないでしょう。
    上げるにせよ下げるにせよ、新興国を凌駕するフロンティア市場級の乱高下がもう少し落ち着くことを願います。
     
    ほら言ったでしょ、Sell in Mayで「日経もREITや新興市場と同様に10~20%急落しても全然おかしくない」ってさ。
    (狼少年が久々にピンポイントで当てたので吼えております!?)
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