三菱UFJeスマート証券が株式手数料無料化とウェルスナビ統合でMUFG本気?

証券会社

eスマート証券が国内株式手数料無料化!

三菱UFJeスマート証券(以下eスマ証券)が5月18日よりSOR注文選択時に限りますが、国内株式取引手数料を無料化する予定と公表しました!
これは私にはかなりのサプライズでしたね。
SBI証券と楽天証券に何年も遅れたとは言え、無料化に追随したのはGMOクリック証券1社と認識しています。
旧カブコム証券ならまだわかるのですが、この低料金競争(というより売上ゼロ円)にMUFG傘下後のeスマ証券が加わって来るのがサプライズ!

MUFG後のeスマ証券はあまり活発な動きを見せて来ませんでした。
私は天下のMUFG看板を掲げて低料金競争とは距離を置き、シェアを減らしてもコストセンシティブではないブランド好きMUFG客に利益の乗った商品を提供して利益を維持していく作戦かと邪推していました!?

積極的に攻めの姿勢で施策を繰り出し始めた?

また、6月1日からは信用取引の金利等もSBI・楽天と同値か0.01%下回る水準に引き下げると発表しました!
これまでが競争力のあるコストではなかっただけですが、大手2社に合わせて来たことは大きな方針転換でしょう。

パスキー認証も「2026年春」と曖昧な開始時期表現ではありますが近々導入予定です。
おそらく国内株式手数料無料化前には整備して実施するつもりはあるのでしょう。

更には、3月14日からは人気若手女優の堀田真由さんを起用したCMも開始したそうです。
ネット証券にとって軽くはないギャラやCMコストでしょうし、明らかに20代から30代を意識して認知度向上を図りたいという本気が見て取れます。

ネット証券大手と言われる中では劣勢にあった三菱UFJeスマート証券が本気で巻き返しに動きだしたのかも知れません!

大きな絵と意思はMUFGにありeスマは1つの駒?

ここまでだけならeスマ証券内だけで意思決定されて大きく方針変更したとも取れますが、大きな絵を描いているのはMUFGのようです。

eスマ証券も今月から取扱いを開始したslimシリーズを多く含む新iDeCoはMUFG共通のラインナップです。

また、三菱UFJ銀行は子会社であるeスマ証券とウェルスナビを2027年度に統合予定と発表しました。
更に2026年度後半にはネット専業の「MUデジタルバンク」を設立予定で、統合後のeスマ証券とも強く連携させて行く予定のようです。

eスマ証券に今後も意外と低コストで攻めさせるか?

MUFGにとってはeスマ証券が少々黒字でも赤字でも連結決算に与える影響は軽微でしょう。
それなら低料金で攻めてなんとかSBIや楽天から客を奪ってパイを拡大してMUFGに引き込む、その為の駒になってくれれば充分(稼がなくても良い)と方針を大きく変更したのかも知れません。
(最初からそのつもりなら、子会社化後即座に株式手数料無料化を打ち出したはず。)
特に抑えたいのは今後何十年と付き合い貢献してくれる(かも知れない)若い世代、響かないMUFGブランドと高コストでは高齢者以外に誰も寄って来ない。

ということで、正直MUFG傘下後のeスマ証券を大手ネット証券の中では見切り始めていたところ(解約するなら一番手)だったのですが、今後の展開は少し面白くなるかも知れませんね。

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