米インベスコの日本法人が第一種金融商品取引業者
への登録変更を行いました。
比較的厳しい規制をクリアする必要がありますが、日本で腰を据えて事業展開する意思の表れです。
また、インベスコが東証ETFに参入する布石とも見られます。
インベスコは世界4位のETFプロバイダーであり、NASDAQ100に連動するETFであるQQQを米国で運用していることで有名ですね。
本命は暗号資産ETFか?
世界4位のETFプロバイダーが何故このタイミングで日本のETFに参入するのでしょうか?
新NISAやiDeCo拡充も大きな理由の1つだとは思いますが、本命は暗号資産ETFの解禁なのでは?
インベスコは米国で24年1月にビットコイン現物ETFであるInvesco Galaxy Bitcoin ETF(BTCO)を上場させています。
日本でのETF解禁は早くて28年が想定されるので即投入できるように準備を始めているのでしょう。
単に米国上場のビットコインETFを日本の証券会社で扱えるようにするだけでなく、東証上場もさせて出遅れたくないのでしょう。
(後発だとインベスコのブランドがあっても横並び商品でのシェア獲得には大抵苦労します。)
QQQの重複上場はあまりインパクトなし?
インベスコのプレスリリースには「将来的には、インベスコが海外で上場している ETF を日本でも上場させ」とあるので、逆に言えば直ぐに米国ETFの日本重複上場はないと読めます。
QQQが東証で手軽に買えるようになることはあったとしても将来のことになりそうです。
でも、これってそんなにインパクトありますかね?
インベスコと言えばQQQ(経費率0.2%)ですが、NASDAQ100連動の東証ETFも信託報酬0.2%程度がゴロゴロあります。
その廉価版であるQQQM(経費率0.15%)と併せて2つを投入すればブランドでシェア取れますかね?
東証ETFのNASDAQ100連動ETFの最安信託報酬は税込0.11%まで下がっていますが、QQQMならブランド込みで一番人気を得られるかも知れませんね。
ということで、いつ何の商品を東証に上場させてくるかは今のところ具体的ではありませんが、インベスコが本邦投資家の需要を取り込もうと日本に腰を据えて取り組み、東証ETFの多様化・活性化に繋がることは歓迎ですね。
