08年8月8日:21世紀の覇権争い?真夏の花火の暗示!?中国五輪とユーロ暴落と米ドルのあがき

私のブログのお楽しみの一つ、非科学の話です。
 
2008年8月8日、8が3つ並んだ日。
 
米ドルが110円を超え今年1月の暴落前の水準にまで戻す。
NYダウも2.65%上昇し6月25日以来の高値を付ける。
 
一方、ユーロはドルに対して週足で8年ぶりとなる下落を演じ、1.50を付け今年2月の水準に逆戻り。
 
五輪の開会式を迎えた中国では、上海株式市場が五輪終了後の景気後退懸念から4%超下落し年初来安値を更新、約1年7カ月ぶりの安値水準を付ける。
 
意味深な8並びの日の真夏の夜空に輝いた米国の花火は、米国凋落の懸念を払拭し21世紀も世界の覇者であり続けるとの暗示だろうか?
 
I don’t think so. (なんで英語やねん?)
 


昨日中国五輪の開会式を見ました。
中国四千年の悠久の歴史を大集団で一糸乱れず表現する演出は圧巻。
同時にこの国の13億人の底知れぬパワーを感じさせた。
 
一瞬カメラが我が国の総理の暑さにけだるそうな顔を捉える。
中国より遥かに民主的ではあるが、能力や資質を問われず人口1億2千万人の世界第二位の経済大国のリーダーになれてしまう不思議の国の当然の帰結としての停滞を好対照に際立たせる。
ふとそんな事を思った。
 
中国は五輪後のバブル崩壊が盛んに言われてきたが、既にサブプライムのお蔭で落ち込んでいるし、株価も五輪前に落ち込んだ。
実体経済に五輪終了の影響が出ないとは言わないが、今の株価から更に大きく落ち込むことはないと見ます。
 
世界の基軸通貨は米ドルだけだと言わんばかりに巻き返され大暴落を演じたユーロ。
現在は米国以外の景気後退に目が向いて、米ドル下げ過ぎの調整過程と見ます。
 
再度サブプライム発祥の地の落ち込みに目が向いて米ドルは下げていくと見ます。
米ドル高へ大きくトレンド転換する訳ではないと。
 
中長期では8月8日の動きと逆のベクトルへ向かうと見ます。
 
勿論、未来はわからない。
 
私には8月8日北京五輪開幕日の米国の花火は20世紀の覇者の最後のあがきにも見えました。
 
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