良い兆候か?ダウ上昇もドル円下落!?クロス円は金利差縮小を好感で上昇なるか?

昨夜のNYダウは乱高下しながらも+3.3%の上昇で終わりました。
 
ところが、ドル円はあまり反応せずに今日は一時92円台に突入しました。
 
ドル全面安の展開かと思いましたが、ドルストレートでドルが売られている傾向もそれ程見られず困ったものです。
 
解説記事を読んでいませんが(あります?)、気まぐれな為替市場がGM再建に対する財政出動を嫌気しドル安で反応したと推測するのも唐突な感じです。(株式市場は好感ですが)
 
私は中期的にドル円の上昇は期待していないので、ドルストレートでドル安になってくれないと(つまりドル全面安)、クロス円はいつまでも円高のままになってしまいます。
 
NYダウに連動しないドル円も不可解なのですが、それは置いておいて、クロス円で金利差縮小に円売り反応という良い兆候も見られます。
 


昨日豪RBAが政策金利を予想を上回る1%の引き下げを行い、4.25%にしました。
 
発表直後に一瞬だけ円高で反応しましたが、その後は引き下げを好感し豪ドル高となりました。
 
高金利通貨も少し前のポンド並みの金利になってしまい、今後も引き下げが予想されますが、もう暴落で反応するようなことはないと思われます。
 
10月にAUD/USDで0.6を付けましたが、余程のことがない限り、ここを大きく割り込んでいくことはないように思います。(介入もありますし)
 
金利差縮小という面では、もう限度も見えてきましたし、後は当該国の景気がどの程度落ち込み、どの程度で回復するかが勝負になってくると思います。
 
明日、英欧の政策金利発表がありますが、予想引き下げ幅に対し、上回るか下回りか、またその際の市場の反応を見ておいた方が良いと思います。
 
個人的には、予想通りか以上の引き下げ幅で市場は好感と願望も込めて予想します。(英には興味ありませんけど)
 
クロス円は悪材料出尽くしで底固めと見ていますが、明後日の米雇用統計・GM救済策の行方もあり、今週は様子見が賢明かもしれませんね。
(私のやることは賢明でないことが多いのですが・・)
 
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