米住宅市場が底入れか!?今週は各国利下げラッシュ?反発に期待!

NYダウが4日ぶりに反発しました。
 
理由はいくつかあるようですが、
●共和党が景気対策の代替案を出したので、何らかの案が通過するとの期待
●12月の住宅指標が予想を大きく上回った
ことが大きいようです。
 
12月の住宅指標とは、仮契約住宅販売指数が前月に対して0.5%減と予想していたところ、結果はなんと6.3%の増加でした。
 
そう言われても、まさか12月で底入れしていたなんて俄かには信じられません。
景気悪化はその後も深刻の度を増していますから、L字型の底が昨年10~11月の金融危機真っ只中であった可能性はあるかも知れません。
単純に今後も改善が続くと考えられるようなものではないと思います。
 
まあ、10月の底を割らないものもあれば割ったものもある各種の株価・為替チャートの動き方と似たようなものでしょう。
 
でも、正確性のある統計データなら良い傾向ですね。
 
一方、1月の米新車販売台数は前年同月比37.1%減で27年ぶりの低水準で自動車販売不振は止まりません。
販売が4割近く減れば、生産も4割減らす必要があるわけで雇用状況は益々厳しさを増すと想起されます。
(こんな状況で本当に住宅市場は底入れなのか?)
 
また、昨日はRBAが政策金利を1%下げて3.25%にしましたが、豪政府の追加景気対策と併せて概ね好感され、豪ドルは上昇に転じました。
 
明日はユーロ・英・南アの政策金利発表があります。
ユーロだけは利下げラッシュに乗らないのかに注目です。
 
以前書いた通り、好材料が多く出て週末の雇用統計を迎えれば、悪い指標もハイハイとスルーして、相場全体のトレンドが変わっていく可能性もあると思います。
 
やっぱり一番重要なのは米政府の実効性ある景気対策案が通過することでしょう。
 
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