ユーロドルよ、お前はまた沈むのか?押し目か、円高トレンドへの回帰か?

自分でも忘れそうになりましたが、このブログは投資ブログでした。
本流に回帰します。
 
押し目らしい押し目もなく上昇トレンドと横這いを続けているような相場展開ですが、ようやく少し押し目らしくなって来ましたかね?
 
先週末も辛うじてダウはプラスで引けていますし、何か大きなネガティブ材料があるのかと言えばそうでもなさそうですが、今日は日経平均もアジア株価も弱含んでいます。
 
理由の1つにユーロ安があるようです。
 
おっと、本日ユーロドルがとうとう1.30を割ってしまいましたね。
 
この1.30は3月中旬に底を脱して急上昇する起点になった位置です。
約1カ月で上昇分を消しこんでしまいました。
 
ユーロが日経平均にも影響を与える程ですから、クロス円全般の軟調・ドルストレートの全般的なドル高もユーロ軟調の影響が大きいのでしょう。
 
今のところまだユーロだけが真っ先に沈んでいる状況で、他通貨への波及は大きくはないようです。
 


ユーロと似た動きをすることが多い豪ドルもドルストレートで見るとまだ0.71台の中盤で、今回の上昇トレンドの高値圏にまだあり、押し目のチャンスとも見ることができます。
 
でも、ユーロを見ると上昇トレンドが一回終了して、また振り出しに戻っているので、1.30を大きく割り込んでいくと他通貨への波及が大きくなる可能性も高いかなと。
 
ドル円も101円台で一旦頭を打って、今日は98円台なのでクロス円も押し目のチャンス到来かなと思えます。
 
これは心理戦と相場観の勝負ですね。
 
押し目を待ち続けている人は上昇トレンドの中の小さな下落を拾わなかった人が多いのではないでしょうか?
 
焦れると、また直ぐに往って来いかもと今の下落を早めに拾いたくなります。
 
更に深い押し目を待ってもその通りになると、やっぱり今までの上昇は根拠なき熱狂だったのかもと、長期間続いた下落トレンドのトラウマが蘇ってきます!?
 
でも、押し目を待っていた人は冷静に情報を集めて、チャンスならそれを逃すべきではないでしょう。
 
因みにユーロに関しては、来日中のトリシェ総裁が「異例の措置を次回5月7日の定例理事会で説明する」など発言したことから金融緩和が意識されユーロ売りに繋がっているようです。
 
また今週はユーロ圏で4月の独ZEW景気指数、ユーロ圏製造業PMI、独IFO業況指数などの発表が相次ぐので、ユーロが相場の撹乱要因になるかも知れません。
 
しかし、ユーロは一枚岩ではない寄り合い所帯なので、好悪材料てんこ盛りでネタが噴出し尽きることがありませんね。
 
12月もそうでしたが、沢山の好材料で急上昇したかと思えば、沢山の悪材料で打ち消してきます。
 
また、各国の要人も国益でそれぞれ好き勝手に発言しますから、往ったり来たりです。
 
そういうところは日本の「沈黙は金なり」を見習って欲しいと思うのは私だけでしょうか?
 
ということで、ユーロに警戒しながら押し目のチャンスは狙いましょう!
 
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コメント

  1. bbctv より:

    ふう、゙燃え尽き症候群゙になるところですた。3月からは、記事だけ読んで、
    コメは控えます。ちかれたびヽ(  ̄д ̄;)ノ ハラホレヒレハレー
     
    今日初のPrice Actionみたら、クロス/円は、
    ちょっと下げてますね?どうしたのかな?

  2. なぞペン より:

    心理戦、本当にそんな感じですね。拾いたいけど、なんか怪しい・・・でも拾わないとまた円安に回帰するかも。この葛藤で膠着している人がここに1人います(笑)。
     
    ユーロはしばらく警戒した方が良さそうですね。

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