ちょっと間が空いてしまいましたが、3回目はマネックスポイントで驚異の0.4%還元を得る方法を書くつもりでした・・orz
間を空けなければ間違いを重ねるところでしたが、そんなに高い還元率にはならないことが判明しました。
<参考過去記事>
1回目:https://www.tasukejp.com/article/118049920.html
2回目:https://www.tasukejp.com/article/118603647.html
私が間違えた理由は、投信保有によるマネックスポイントの貯め方の説明に、
「月中平均残高の0.08%分の1/12をマネックスポイントに換算(1ポイント=5円相当)して月ごとにプレゼント」とあります。
(以前は1ポイント5円相当とも書かれていなかったと記憶していますが・・?)
私はこの説明をマネポが年間平均残高に対して年間0.08%付与されて、そのポイントを5円で換算できるので、年間0.4%(=0.08%x5円)の還元率になると解釈していましたが、間違いでした。
正しくは、年間0.08%の還元に相当するので、ポイントで言えば保有残高に対して年間0.016%(=0.08%÷5円)の還元になるようです。
(でも、誤解を招く表現を意図していませんか?マネックスさん!)
つまり、単純に金額ベースでは年間0.08%の還元率と考えれば良いようです。
(1年間で投信100万円分を保有で800円相当、250万円分保有で2000円相当!)
マネポ自体をキャッシュに変換はできませんが、1ポイント5円相当で株式売買手数料に充当することができます。
キャッシュは無理ですが金券類への交換を希望するなら、セゾンカードの永久不滅ポイントに1:1でポイントを移管できるので、UCギフトカード(1000ポイントで5000円券)等に交換することができます。
(セゾンカード持ってないなら作れば良い。因みにマネックスセゾンカードという特典もついて証券口座から引き落とせる専用カードもあります。)
前回の試算ではSBI証券でHSBCインドオープンの場合還元率が0.112%だったので、0.08%還元のマネックス証券の方が劣ることになります。
しかしながら、還元の計算方法が異なるので銘柄毎に有利不利が異なって来ますが必ずしもSBIの還元率が高いとは言えず、SBI証券とマネックス証券は双璧だと思います。
今回はお詫びも兼ねて、あなたの投信を移管するならSBI・マネックスどっちが有利か一発でチェックする方法を教えます!
マネックスは銘柄によって違いはなく年間還元率0.08%なので、SBIの銘柄毎の還元率がこれを上回るか下回るかを機械的に計算すれば良いことになります。
前回書いた通り、SBI証券の“投信マイレージサービス”は「信託報酬の販売会社受取分の20%相当」をありがトンminiポイントとして還元してくれ、そのポイントの80%を現金に還元することが可能でした。
信託報酬の販売会社受取分を保有残高X円に対してY%とすると、
SBI還元率(X円 x Y% x 20% x 80%) =マネックス還元率( X円x 0.08%)
でYを導けば良いですね。
Y%=0.08%÷0.2÷0.8
Y%=0.5%!!!
つまり、信託報酬の販売会社受取分が0.5%より大きければSBI証券に移管した方が有利、0.5%より小さければマネックス証券に移管した方が有利です!
これでSBIの一覧表をチェックすればどっちに移管すべきか簡単にわかります。
[→コチラ]
ほら双璧でしょ。
概して債券・REIT・国内インデックスの投信は信託報酬が低めなのでマネックス証券の方が有利、新興国を中心に外国株アクティブ運用は信託報酬が高めなのでSBI証券の方が有利になります。
お詫びとして、単純に0.5%でふるいに掛ければ良いと明言しておきます!
(この計算は合っている筈ですが、違うと思ったら指摘してくださいね。)
日本の政策金利並0.1%程度の還元でも投信を移管するだけで得られるので、是非検討してみては如何でしょうか?
投資信託は保護されるので、証券会社の信用リスクについても然程神経質になる必要はないと思います。
SBIの一覧表を見て、販売会社受取分0.5%以上ならSBI証券へ、0.5%以下ならマネックス証券へ移管するのが最も大きな還元が得られると思います!
(これ以上のものがあれば是非教えて下さい。)
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