自画自賛の巻!(笑)
天下の日経新聞の昨日今日の記事と私のブログ内容に、シンクロニシティ(共時性)を感じてしまいました!?
昨日の日経に、「菅さん、短くとも太くいこう「皆によい顔」では日本沈む」との論説記事がありました。
タイトルの通りの内容でしたが、私はその前日にブログ記事の中で「どうせ嫌われるなら、英国政府のように八方不美人をやれ!」と書きました。
私より1日遅れだけど、同じ危機感を示した日経の論説委員はさすが!?
(原稿書いたのは私より先だろうけど・・。)
同様に昨日の日経に「団塊世代は“食い逃げ”するな」という北大教授へのインタビュー記事がありました。
内容は、時代に恵まれた団塊世代は現在大変な状況の若い世代に寄付せよ、と58年生まれの教授が仰っています。(笑)
日経も商売だから、大事なお客様への苦言はここまでが精一杯かな?
でも、民主主義は数なりという意味での最大の権益層かつ、年功序列日本で現在権力の座につくケースが多い年代層に、迎合しないのは日経の良いところ。
私は11/15のブログで、国際社会における日本の存在感のなさを「民主党の問題か?それとも、団塊の世代の問題か?」とチクリと書きました。
今年6月にはブログで、鳩山・菅を題材に「団塊の世代」の問題を取り上げました。(↓)
(読み返したら、日経と同様に全然切り込めてないね。一応これでも日本人の年功序列意識が邪魔した。イカン修行が足りん!?今度はもっと切り込みますよ。)
(念のため当方は、団塊の世代の中にも様々な人がいるし、同じ兆候は上の世代にも下の世代にも色濃く蔓延しているし、戦後数年間に生まれた世代に問題を特定している訳ではありません。)
日経の記事は、最後に「もう一言。若い世代が直面する「寒々しい光景」を分かっているのだろうか。」と団塊世代に対してキツイ一言で結んでいますが、これは教授ではなく記者の意見だね。
いいね~、きてるね、実感こもってるね、まだ若いのかな?
本日の日経には、年金給付に使われた埋蔵金が今年度で底をつき、来年度足りなくなる2兆5千億円の財源確保が必要であること、消費税増税を封印し年金制度設計も議論していない民主党が問題先送りする可能性についての懸念が社説で示されています。
私は11月26日のブログ記事のコメント欄で「膨れ上がる国民年金・健康保険への財源に税金投入が避けられないなら、バラマキをやる余裕はびた一文もないはず」と指摘しましたが、早速問題が露呈されました。
予想でも予測でもなんでもなく、単純な算数でわかる未来の大きなリスクに関して、見て見ぬふりするこの国の未来には大変な危機感を感じます。
まあ誰も褒めてくれないので、ちょっと自分のブログを日経と比べて自画自賛してみたの巻でした!?
日経新聞に勝てることが、このブログにあるとすれば、
●匿名ブログなので、誰に遠慮する必要もなく(ある意味無責任に)自由に表現し意見を述べられること。
●一応投資家なので、上から目線で真面目に未来予想していること。(上からではなく権力や年功に対して卑屈になっていればバイアスだらけで予想なんて出来る訳がないってのが私の考えです。)
●購読料を貰っていないので、読者に読んで気持ちよく帰って頂こうなんて気はサラサラなくて、どちらかと言えば八方不美人で挑戦的であること。(笑)
今後もNHKの対極にあるアンチ最大公約数の刺激的な意見と、日経に負けない的確な分析と、「嫌なら読むな!読者は選ばせてもらう」というラーメン屋の頑固オヤジのような発想を足して3で割って、ゆる~くボチボチとやっていきます!?
皆様の日頃のご愛読に感謝!(嫌なら読むな!?[笑])
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]