くたばるな日本の大学生!暴徒化する英国の授業料値上げ反対デモvs平和的な日本の就活くたばれデモ!

(投資には関係ない話題。)
 
イギリスがいまだに紳士の国と思っている人は少ないと思いますが、数万人規模の激しい学生デモが行われ、一部暴徒化したようです。
政府の財政再建策の一環で、2012年から大学の授業料を最大で現在の3倍まで値上げすることに対する抗議です。
 
暴力は肯定されませんが、そりゃ学生が怒るのは当然だろと思います。
 
日本と違って、自分で学費を払っているケースが多いので真剣です。
(日本なら、お父さん大変だけど宜しく~で、デモなんて起きないかも!?お父さんはオトナなのでデモしないし!?)
 
では、イギリス政府はどこかの国と同様に、年寄りの既得権益を守ることが優先で若者に負担をシワ寄せしているのでしょうか?
 
イギリスでは年金の支給を段階的に68歳まで引き上げることは以前から決まっているし、子供手当に所得制限を課す方針も明らかにしています。
 
英国政府は、どこかの国のように若者にだけ厳しく冷たくしている訳ではなく、財政再建の為にちゃんと八方不美人をやっているのだと思います。
 
そして、財政再建は年寄りの為よりも若者の為になる訳です。
 
他国の大学授業料の値上げという各論についてはわかりませんが、平和的に意見をぶつけ合うなら徹底してやれば良いと思います。
 
一方、世界一(?)デモしない国でも大学生によるささやかで平和的なデモが行われました。
 


その名も「就活くたばれデモ」で、札幌では北大生を中心になんと35名(!?)も参加してデモが行われたようです。
 
都内でも学生デモが行われたようですが、「和を以って尊しとす」の国ではとかく白い目で見られがちです。
 
企業の人事部に言わせれば、最近の学生は元気がないとステレオタイプに嘆きつつも、デモで自己主張なんかする元気な学生は絶対に採りたくないってのが、この国のホンネとタテマエです!?
 
また、そんな時間と労力があれば就職活動して内定を貰って来い!だから就職できないんだ!と批判する人も少なくないでしょう。
 
でも、英国の学生のように街で暴れる訳ではないし、平和的にデモを行って自己主張するのは自由だー!
 
選挙の一票に託したって、頼りない八方美人ばかりだし、多勢に対し若者は無勢だし、デモで自己主張ぐらいしなはれ!
 
それにしても、八方美人しかやらないのに、八方から嫌われているわが国の政府って一体何なのでしょうね?
 
どうせ嫌われるなら、英国政府のように八方不美人をやれって!
 
今の日本に必要なのは、アメではなくムチをどうシェアするかを国民に八方美人で迎合ではなく八方不美人で説得できる政治家のはず。
 
子供手当も票獲得のために英国の真似をしたのだろうから、頭がないなら年金支給年齢引き上げも大学授業料値上げも真似てみたら?
 
いや、それが正しいと思ってないけど、なんらか叩き台を作って議論しないとね。
(この国では無理かも知れないけど・・。)
 
暴力は肯定されないけど、日本の若者も怒りをしっかり表現しないと、いつまでも優先順位の最後でしか考えてくれないよ、年功序列の(笑)この国では・・。
 
痛みを伴わずに財政再建が出来る訳はないのであって、英国政府は安易に大学授業料の値上げを打ち出している訳ではないでしょう。(一方、財政悪化がより深刻な日本は・・?)
 
イロイロな意味で、東洋の島国と西洋の島国では雲泥の差がありますね。
政府も学生もやるべきことをやっているのはどっちの国でしょうかね?
 
日本の若者はこの国にイロイロともっと怒っていいと思うけど・・。
溜め込んで限界に達して暴発するのが一番よくないよ!
 
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コメント

  1. 太助 より:

    日本人には、意思がない。が、恣意 (私意・我儘・身勝手) がある。
    英米人は恣意の人を相手にしない。
    ‘Shame on you!’ (恥を知れ)と一喝して、それで終わりである。
    恣意の人は、子供・アニマルと同等である。
     子供・アニマルの状態になるのは、日本人としても恥ずかしいことである。
    だから、普段は胸のうちに秘めている。
    いずれにしても、腹の底にたまっていて、公言できない内容である。
     言葉にするのをはばかられる内容であるから、言外の行動に出る。
    それで、本人は、わけのわからぬ暴動を起こす。
    この問題に対処するには、本人のリーズン(理性・理由・適当)を理解するのではなくて、周囲の者の察しが必要である。
    察しは、他人の勝手な解釈であって、本人の責任とはならない。
     その内容を「真意は何か」と言うふうに、本人に問いただすこともある。
    言外の内容は、言語を介しては通じにくい。腹を割って話さなくてはならない。
    日本人といえども、恣意の内容は公言をはばかられることである。
    恣意の実現のためには、赤子になったつもりで、皆の衆に甘えさせてもらうものである。
    こうした人情話をするには、是非とも談合が必要である。
     英米人は、リーズンを求めている。
    英語で答えるときは、リーズナブルな内容を提出しなければならない。
    以心伝心・言外の内容などを求めていない。
    ‘Be rational!’ (理性的になれ) にも、’Shame on you!’にも意味がある。
    日本語の理性には意味はなく、恥も英語の内容とは違ったものになっている。
     だから、英文和訳の方法により英米文化を取り入れることは難しい。
    日本語による英語教育の振興にも限界がある。
      http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
    http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
     
    noga様、コメントありがとうございます。
     >英米人は恣意の人を相手にしない。
    この箇所だけは賛成できかねます。
    英米人にも恣意の人は沢山居ると思います。
    しかし、日本と違うのは、恥を知れと一喝できる意思ある人も一定の割合で存在する(多様性)こどだと思います。
     >英米人は、リーズンを求めている。
    これ以降の文章には100%賛成します。
     私流に俗に言えば、お勉強がよくできて、でも物事を深く考えない、事務処理能力は高いが問題解決能力の低い人を、偏差値というクダラナイ指標で金科玉条の如く、これまた思考停止の横並びで評価してきた結果が、日本の今のザマだと思います。

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