投資ネタもあまりないので、サッカーねたでも。
サッカーにそれ程詳しい訳でも熱心でもないのですが、欧州チャンピオンズリーグ決勝のバルセロナvsマンチェスターユナイテッドはワールドカップ決勝にも匹敵する、いやそれを上回る地球上の最強チーム同士の戦いなので、早起きして後半戦だけ生中継を見ました。(フジテレビさん、無料で放送ありがとう!)
有料放送なんか見ないので、ニュースダイジェストではないバルセロナの試合を何年ぶりかに見ましたが、あの華麗なパスサッカーは芸術の域ですね。
CL決勝なのに、マンUにサッカーをさせずに、まるで赤子の手を捻るように華麗なパス回しで翻弄して圧勝でした。
大学チャンピオンが高校チャンピオンを相手にしているかのような戦い方に見えましたが、それをマンU相手にやってしまうバルセロナが異常に強すぎるのでしょう。
マンUも英プレミアリーグを制した世界トップレベルのクラブであり、素人的に力関係は、
バロセロナ>>レアルマドリード>マンU>>ACミラン・インテル
ではないかと思います。
バルサのサッカーは誰をも魅了するスタイルだと思いますが、「美しく勝つ」をあんな高い次元でやられてしまうと、天邪鬼の私はアンチレアルからアンチバルサに転向したくなります。
ファールでも誰かメッシを止めろと・・。
金にモノを言わせて、チーム構成を考えずに各ポジションにスター選手を揃えて、スター軍団なのに組織力がなく勝てないレアルを見るのが好きだったのですが・・。(笑)
そんなバルサを昨年は倒して世界チャンピオンになったインテルに移籍した「日本男児」の長友ですが、世界有数のビッグクラブでレギュラーポジションを既に取ったと言っていいのでしょう。
これも凄いことですよね。成り上がったね~。
イタリアでは近年圧倒的な強さを誇ったインテルがちょうど高齢化してレギュラー陣の力が落ち始めたタイミングと重なったとは言え、実力で奪ったからね。
親日家のレオナルド監督も手腕をイロイロ言われていますが、来期も続投しそうだし、普通にやれば長友は来年もインテルのスタメンでしょう。
さてキリンカップでは、メディアが好きな日本の総理大臣より任期の短い「日本代表の救世主」の称号は長友に与えられるのでしょうか?(笑)
その日本代表のメンバーが発表されましたが、19歳のガンバ大阪の宇佐美が選ばれましたね。
バイエルンが獲得を狙う逸材とか神童とか、日本のメディアはチヤホヤし過ぎ、甘やかし過ぎなんだって、こき下ろす時はこき下ろさないと。
ザック監督はA代表に値しないが将来性を考えて選んだと言いましたが、その通りだと思います。
ドリブル得意な万能選手でパスに加えシュート力があるとか言われますが、フィジカルは強くないしシュート力は弱いと評価すべきではないの?(クイックなシュートは上手いけど。)
10代で神童と騒がれても、その後伸びずに消えていく選手も多いので、ザックもそういう危険を宇佐美に感じて呼んだのではないかと思います。
宇佐美はJリーグならポテンシャルだけでそこそこ点を取ってそこそこ活躍することが出来てしまうから、成長が止まってしまう危険も高いと思います。
バイエルンのようなビッグクラブでなくても試合に出られそうなところを選んで、海外移籍して揉まれた方が良さそうですね。(潰されるリスクもあるけど)
数年後の日本代表の救世主は雑草の長友ではなくて神童の宇佐美かも知れないし・・。
宇佐美と同年代で、アーセナルと契約してオランダのフェイエノールトで活躍した宮市も含めて、本田と香川を中心とする日本代表の攻撃陣に加わって、両サイドから長友と内田が攻め上がる布陣が出来れば、日本代表の将来性も非常に高い期待が持てると思います。
攻撃陣は欧州・南米の強豪に引けを取らないレベルまで到達する可能性があり、日本代表が徹底的に強化すべきは決して世界レベルではない守備だと思います。
アジア杯でカタールの監督が日本代表を“アジアのバルサ”と表現しましたが、流石にそれはバルサに失礼だと思いますが(笑)、アジアの中では一番華麗で勝つサッカーを目指して貰いたいし、素材は揃っていると思います。
アーセナルと契約したり、バイエルンが獲得を検討する10代の日本人選手にも長い目で大いに期待!
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