10月4日は証券投資を啓蒙するために「投資の日」となっているようですが、お約束だから言いますが、今年はどっちかというと投資家「凍死の日」にもうコリゴリで、投資(凍死)から足を洗う日になっちゃうかもね!?(ブラック過ぎる?)
いやいやそんなことはない!
昨日はマイナス圏に沈んでいたダウが、欧州が共同で金融機関に資金注入を行うとの報道で350ドルも上昇し、結果1.4%の上昇で引けました。(投資の日!)
それ以前にもバーナンキ議長が追加金融緩和策の措置を示唆するニュースもありました。
しかしながら、今日のアジア時間はダウ上昇の勢いには連動せず日経平均も8300円台に突っ込んできて、クロス円も再び軟調に転じリスク回避の動きです。
イタリア国債3段階引き下げのニュースに反応しているのか、資本注入報道にダウ先走りで例によって要人が事実ではないと否定し「噂で買って事実で売られる」パターンなのか、詳しくは把握していません。
こういう状況は、基本基調がリスク回避になってしまっているので少々のグッドニュースでも一時的な反応に留まってしまうのか、でも逆にダウの動きはグッドニュースさえあればウサギのように飛び跳ねる反発力もあることを示しているようにも思います。
でも、こんな状況が続くと何が投資の日やねん!俺にとっては一足早い冬の訪れだっちゅうの!凍死する前に足を洗わせてもらう!
と思ってしまう投資家も少なくないかも知れません。(本当に嫌になっちゃいますね。)
しかも、あの投資、いや「凍死の年」リーマンショックからまだ3年しか経っていないのに、どんだけ下げとんねん!やってられへん!
そんな中、面白い情報を発見しました!驚きますよ!?
10月3日のS&P500指数の終値が1099.23!
ちょうど3年前のリーマンショックの真っ最中の同じく10月3日のS&P500指数の終値はいくらだと思いますか?
な・なんと、小数点2桁までピタリと一致して、1099.23!
なんでしょうね、この不気味で奇遇の3年後同日の一致は?(全然オモロナイはこんな憂鬱情報!)
リーマンの亡霊がウォール街に現れたのか?
“Occupy Wall Street!”(ウォール街を占拠せよ!)のデモ活動がリーマンショックからちょうど3年後の今盛り上がっていることと、相場環境が3年後の今似てきていること、S&P500指数が3年前とピッタリ同じ数字を示していることは全て無関係で偶然の一致なのか?
面白おかしく書きましたが、悲観的なことを言いたい訳ではなく、個人的にはリーマン時のような酷い状況まではいかないと予想していますが(希望を含めているのかも知れない)、リーマンから3年後の今が相場にとっての悪材料が集中している辛抱時期であることは間違いないと思います。
「投資の日」を証券「凍死の日」にしてはならない!
本邦投資家も凍えて固まっているより、兜町を占拠するような(!?)元気があれば、ダウが駄目でも日経があると、日本の市場も元気を取り戻せるのかも知れません!?
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