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の続きです。
私は口座と共にネットバンクのログインもロックされ二重で凍結されていた状態でした。
口座凍結後もログインして中身は確認できていたのですが、二度目に送られてきたセキュリティデバイスをアクティベートしなかったことやログイン方法の変更によりいつからかログインすら出来なくなりましたが、どうせ凍結口座なのでそれも放置していました。
現在はモバイルアプリで認証できるのですが、物理的セキュリティデバイスが使えない状態で切り替えるためにはサポートに電話して認証してもらう必要があるので、口座凍結と共に二重ロック状態を解除するために香港のHSBCサポセンに電話することにしました。
日本の銀行と違ってフリーダイヤルはないので国際電話料金は客持ちで(852)2233-3000に掛けることになります。
因みに私も日本のダメ英語教育を受けて読み書きはそこそこ出来ても聞く話すは不得手な典型的ジャパニーズなので英文メールで済ませるなら簡単ですが、電話でやり取りするのは気が進みませんでしたが他に方法がないので突撃です!
昨年10月下旬に第1回目の電話をしましたが、まず自動音声で適切な番号選択を終えるまでに10分ほど掛かったかな?
手元にあったガイドラインが古く番号と内容が変わっているし、日本語で言われてもアレ1番は何だっけ?となるのに、英語で次々言われるので何度もリピートしながら番号を選び直して何が良かったのか?自動音声が相手するのを諦めるほど悪かったのか?わからないがオペレーターの応答が始まりました。
人が出ればこっちのもの!いや日本語通じない相手だった!?と思いながらも拙い英語で二重ロックを解除したい旨を伝えます。
「それなら先ずは口座解除の方が先なので電話を回す」と英語で回答があり口座解除担当に繋いでくれました。
口座凍結をこの電話で解除したい旨と「自分は日本人で英語は得意ではないので拙いけと”Be patient.”ゆっくり話してくれ」と伝えておきます。
(言っておかないと香港訛りでペラペラ捲し立てられます。)
本人確認のために質問が始まるので手元に必要な情報は用意しておきましょう。
名前・口座番号・住所などHSBCに登録してある情報の確認なので難しくありませんが、電話取引用の6桁PIN番号(契約時に通知されて使ったことがない)も入力させられました。
ある程度本人確認が進んだ段階で「本来ならここでお前の携帯番号にSMSを送ってその番号を入力してもらうことで確認するのだが、お前の携帯番号とeメールの情報がこちらのレコードにないので先に進めない」と言い始めました・・orz。
確かに契約時のメアドは解約していて届かないので「無効」と判断されて消されても仕方ない。
携帯番号は常にMNPで変わっていないのだが、口座凍結やeメール不着により「無効」としてHSBC側で勝手に消したのかも知れない。
「でも途中まで本人確認は出来ているので、自由書式でいいから口座凍結解除のリクエストレターを書いて契約時のサインをして郵便で送ってくれれば解除する。」
確かに担当はこう言ったはずなのですが、言葉の壁で私が誤解したのかも知れないと後日思い知らされることに・・。
指示された通りに11月上旬に凍結解除リクエストレターに一緒にログインのロックも解除してくれと書き添えて、携帯番号とメアドの変更届(所定フォーム)も同封して投函しました。
そこから1カ月以上経過してHSBC香港から郵便レターで回答がありました。
私のリクエストに可否もその理由も答えずに、携帯番号とメアド情報を更新したから電話で凍結解除可能な状態になったのでもう一度電話して同じプロセスをやり直して解除しろと。
そんなことはわかっているが後はレターで解除可能と言ったからレター送ったんだろうがゴラァ!と日本語なら言いますが、英語で喧嘩ごしで話すのは無理なので素直にやり直すことに。
口座凍結解除用の直通電話番号はレターで教えてくれたので12月下旬にそこに電話してほぼ同じプロセスなので前回が予行演習にはなりましたが、携帯に飛んできたSMSの認証番号も入力して口座凍結解除OKとの確約あり!
プロセスに数営業日掛かるからログイン解除の同日受付は無理と言われたので数日後に口座凍結解除の連絡eメールが届いたことを確認してから再度(852)2233-3000に電話。
私の場合は物理デバイスのアクティベートも行っておらず、ログインしようとすると「デバイスをアクティベートしろ」と表示されるものの既にデバイスは一度も使わず電池切れなので、モバイルアプリの認証に切り替えて欲しい旨を伝える。
口座凍結解除時の本人確認とほぼ同じ内容なので割とスムーズに進んだが「通貨別に今ある残高を言え」と質問されて困った。
ログインもさせないのにどうやって確認するのかと思いながら「もう何年も口座凍結状態で中身を見ていないので正確には把握していない。総額は日本円換算でアラウンド何円程度だと思う。」
という回答に不満で納得していないようだったが、一旦保留にした後上長に確認したのか「本人確認は終わったが、この電話でモバイル認証には切り替えられない。新たな物理デバイスを送るので到着後に再度こちらに電話するかレターを送ってアクティベートした後に自分でモバイルに切り替えてくれ」
Ridiculous!と言葉が出掛かったがグッと堪えて「モバイルに切り替えるための認証に一度だけ使う物理デバイスを送るのは互いにタイムコンシューミングだ。
(ネット情報とは言わなかったが)ネットバンキングを一旦キャンセル申請して異なるIDで再度ネットバンクに登録すれば物理デバイスとの紐づきが消えて最初からモバイル認証で使えると聞いたがそれでは駄目か?」と聞いたところ(これらをスラスラ英語で言えてる訳ではない)、
「キャンセル後新たにネットバンクに登録したところで物理デバイスのアクティベーションをしない限りモバイル認証には切り替えられない。とにかく物理デバイスを送るので宜しく。」
で電話を終えたのは年末近かったかな。2022年内には復活させようと思ったのに・・。
自分の場合は物理デバイスのアクティベートすらしていない状態でそれが口座情報に紐づいているので、ネット情報の電池切れ物理デバイスからモバイル認証に切り替えるためのネットバンク一旦キャンセル作戦は使えないのかと思い到着を待つことにしました。
(でも、このサポセン担当情報も後日完全な間違いと判明するがそれよりもっと酷い落ち度が・・。)
年が明けてから待てど暮らせど到着しませんがコロナ渦の船便で喜望峰でも経由しているのかと思い(!?)、どうせ円高に振れているから急がないので気長に待っていたらゴールデンウィーク過ぎても来やしないからコリャ永遠に来ないわと悟りました!?
レターで解除するとか、デバイスを送るとかの発言を英語の壁があっても誤解することはないと思うのですが、銀行のみならず日本のサポート対応ではアリエナイことが普通に起きます。
デバイスは送ったけど途中で紛失したというケースも考えられますが、ちゃんと送ったのかとまた国際電話して確認するのもリディキュラスなので、別の作戦で口座資金の奪還を図ることにしましたが、(3)に続きます。

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