投資信託をネットで無手数料で買う準備とそのメリット!

 
以前「BRICs投資信託の手数料を支払うな!」という記事を書いた。 [コチラ]
 

BRICs
に限らず、投資信託の販売手数料なるものを払ってはいけない。
そんなコストは掛からないはずだからだ。
銀行や証券の店舗で投資素人の解説と営業トークを聞かされた挙句、販売に手数が掛かったとは何事ぞ!

綺麗なパンフレットを見せられて「ナイルの恵み」なんてオシャレな名前の投信を説明された日にはなんか俺にも恵みがありそうだなと思ってしまうもんです。
恵みがあるか痛手があるかは銀行員にはわからないし、彼らにはどうでもよいことですから、判断するのは自分です。

ということで、ボーナスシーズン前に投信を販売手数料0で買う準備とそのメリットについて解説しましょう。(私はボーナスありませんけど)


 
ネット証券の口座開設はFX業者と異なり、通常郵便で2往復必要で2週間以上を見ておく必要があります。
キャッシュバックキャンペーンが始まってから準備すると間に合わない場合もあり、以下の投信に強いネット証券は事前開設しておいては如何でしょう。
 
 
【最強】フィディリティ証券
なんと言っても最強はフィディリティ。今は株式取引も扱っていますが、元々は投信専用のネット証券でスタートしているので、品揃えも圧倒的。早くも6月2日~8月29日で全ファンド対象手数料キャッシュバックキャンペーンを発表。昨年も夏冬実施しており、マネックスが全ファンド無料を止めてしまって以降は、誰がどう見ても投信ではNo.1ネット証券です。

【主要】マネックス証券、楽天証券、カブドット証券、イートレード証券、ジョインベスト証券
主要業者は渋くなり、せいぜい半額キャッシュバックか抽選プレゼントでお茶を濁すことが多いが品揃えは豊富。ノーロード投信を狙うのにオススメ。昨年冬にジョインベストが114銘柄を対象にキャッシュバックを行ったので少し期待できるか?マネックスの恒例だった全額キャッシュバックはあまり期待できないだろう。

【中堅】リテラクレア証券、オリックス証券、ネットウィング証券
メジャーではない証券会社で差別化の為に投信キャッシュバックに力を入れているのがこの3社。特にリテラクレアとネットウィングはキャンペーンではなく常態化せえと言いたいくらい1年中キャッシュバックを行っている(勿論今も)。投信用に開設しておいて損はないと思う。

無手数料で買うメリットは勿論1~3%のコストをセーブできることだが、それが更なるメリットに繋がる。

投信は長期保有前提というイメージを持つと思うが、それは購入時に販売手数料を取られるからだ。
無手数料で買えば3カ月後・半年後でも躊躇なく売れる。
大きな下落の波を読める人なら一旦売って買い戻すという通常投信ではできない作戦も取れる。

また、今後段階的に税率が
10%から20%に引き上げられるので、税率10%の内に一旦利確したいという場合も再購入時に無手数料で買い戻せれば、節税を優先しての判断もできる。

とにかく、大証券・大銀行の店舗で買って、そのこと自体に満足感を得られる方(三越で包装紙つきで買いましたみたいな?)は別にして、普通の方(どこで買っても基準価額は同じだろ!)はネット証券でキャッシュバックをハイエナのように狙うべし!
 
<P.S.>
 私の意見ではボーナス前に(前借りして?)早めに仕込んでしまった方が良いかなと思いますけど。そういえば、昨年も夏冬のボーナス後は最悪のタイミングでしたね。今年は如何に?
 

コメント

  1. 太助 より:

    普通に考えても(成績云々は抜きにして)まともな作業を伴う信託手数料1年分より、販売手数料が高いというのはおかしいですね。しかも販売会社は信託手数料の一部を受け取ることができるというのもなんだか...。
     リテアクレアは口座開設するとキャッシュバックまでありますからね。それだけで個人向け国債の1年分を上回りますから驚きです。
     
    masaru様、
      投資信託ブロガーの大物からコメント頂き光栄です。
     私もいくら金融機関の社員の時給単価が高いからと言って全く不明瞭なコストだと思います。(それに見合ったサービスも受けられませんし)
     ましてやネット証券は購入ボタン押すだけなので、何の手数料なのかさっぱりわかりませんし、恒常的に0.5%程度に下げて頂きたいものです。
     個人的にはフィディリティがマネックスの後追いにならないように太っ腹キャンペーンを毎年実施してくれることに期待しています。
    長くやっているだけです。
     多分、韋駄天太助さんが今回書いたような内容を書いていた時の方が私のブログも内容があったと思います。
     フィデリティは良くやってくれますしマネックスにしてもネット証券の一部はがんばってくれてます。
     彼らが手数料をキャッシュバックしてくれるのは投資信託を保有してもらって信託報酬の一部をもらえればいいという両親から来たのでしょうけど、実際には無料キャンペーンの後には暴落有りが続き売却もあって肝心の販売店信託報酬が少なかったのが最近マネックスが全額をやらなくなった原因かもしれませんね。
     昨日、一票入れ忘れたんでブログ村株ブログの方入れときます。
    とんでもありません。恐縮です。
     もし29日の記事をご覧になり、仰っているのであれば誤解です。
     私は「BRICs投資信託情報局」を随分前から拝見させて頂いていますし、常にオリジナルな視点で情報を発信されていて、参考情報としているブログの1つです。
     私のブログも誰にも書けないことを書くのが1つのテーマですし、オリジナリティで追いつきたいと思います。
     【23時に追記】
    マネックスがフィディリティに追随してきましたね。
    投信を売りにしてきた先行者として、これ以上フィディリティのやりたい放題にはさせないとの意思を感じました。
     masaruさんの思いが通じたのではないでしょうか?

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