4月1日で新年度を迎えました。
環境にも変化があり、気持ちも新たに今日を迎えた方も多いかと思います。
ドル円も新年度の朝からエイプリルフールだよ(?)とおかしな動きをしています。
今朝発表された3月日銀短観の大企業製造業景況感指数が過去最悪で悪化幅も過去最大となりました。
(勿論悪いんでしょうけど、日本人の国民性も影響していると思うのですが。皆が悪いと言っているのに自分だけ良いとは言いたくないし、無難に悪いと回答しておこうみたいな?)
ドル円は素直に円売りで反応し、一時99.5円近辺の高値を付けました。
ところが、その高値から今度は一気に急落し98.2円近辺の安値を付けました。
どうやら、オバマ大統領がGM・クライスラーに破産法適用が最善の選択肢と考えを固めたとブルームバーグが報じたことが理由のようです。
その後戻して99円近辺をウロウロしていますが、まさにエイプリルフールに相応しく上げて嘘だよ、下げて嘘だよ、と騙し合いの相場模様です!?
(このオチをつけたかっただけなんですけどね。)
オバマ大統領やブルームバーグが、エイプリルフールだからあれは嘘ですというオチは期待できませんが(?)、意図がよくわかりません。
本気の再建計画を出してこないGMにプレッシャーを掛けるためか?あるいは、文字通り受け取ってよいのか?
昨日GM問題はすぐに結論が出ないので一時的な材料で終了と書いたばかりですが、GMの新CEOも早期の破産法適用申請の可能性を示唆しており、いつ爆弾に火がつくかわからないと注意が必要かも知れません。
エイプリルフールなので、私も大胆にドル円は近い内に100円を越えると予想しておきます!?
(1円ちょい上の予想で何が大胆やねん?)
3月中に小さなものも含めれば4度急落の円高が起こりましたが、ことごとく跳ね返されV字で98~99円台に戻ってきました。
ファンダメンタルズでは現状大幅な円高は起こりにくいと思います。
今日の日銀短観の悪化も時間の順序を逆にすれば、GM破綻懸念の円高を食い止めたと見ることができます。
政局不安も相変わらず続いていますし、1―3月期GDPも世界で断トツの悪い数字は変わらないでしょうし、この状況で円が買われるのは不可思議です。
政府は追加の経済対策を示唆するものの、返すあても赤字国債発行も辞さない構えだそうです。
(借金と難題を未来へ先送り!先生方の寿命はあと10~30年だし・・。)
あるとすれば、(GMとか?)大きなドル売り要因で円が買われることですが、3月の動きのように一時的な大幅な円買いはあっても跳ね返ってくると考えておいた方が良いのではないでしょうか?
新年度早々に100円越えて円安になれば、日本にとっては心理的にも好影響でしょう。
100円越えは近い!もうすぐだ!
(今日は4月1日ですよ・・。)
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
コメント
ブログ拝見させていただきました^^
いろいろと参考にさせてもらいます!
デイトレードの技術や
株売買テクニックを説明しています。
よかったら見に来てください!
http://kabutousi100.blog49.fc2.com/
99.5~100のバリアはかなり厚そうですが、この地合いだと数回トライして抜けるかも知れませんね。
GM問題は少しずつ織り込ませて、最後は動揺を最小限にしてチャプター11ではないかと思ってます。(これが最大のエイプリルフール?(笑))
上戸さん、ありがとうございます。
なぞペンさん、
ドル円は今日は弱そうですね。
GM問題は動揺を抑えるために早めに情報をリークしているのかも知れませんね。
リストラして公的資金注入すれば立ち直れるか否かはGM経営者が一番適切に判断ができるはずで、駄目だと思っていながら引き伸ばすのは企業にとっても米国民にとっても不幸ですからね。
失業率への影響も大きいでしょうし、なるべく傷を残さない方法を望むのみです。