先週金曜日の米雇用統計は強弱まちまち、かつ過去の数字も大幅修正されて市場もリアクションに困ったようです!?
木曜日に10,002で引けたNYダウは、寄り付き直後から概ね1万割れで推移していましたが、9,835の安値をつけた後に切り返して終値10,012でプラスかつ1万を死守して引けました。
後半の挽回は、G7でなんらかのギリシャ救済策が出るとの期待からと解説されていました。
しかし、週末のG7にギリシャ関連で期待するものは出てこなかったでしょう・・。
というよりも、中国不在で人民元も議論できずに(orビビって出来ないのか?)爺7では何も決められないことを印象付けただけではないでしょうか?
今後は秘密会合にするとか、G20に対して、世界の中で築いた先行者利益と既得権益を守るための7老大国の単なる談合の場かよ!
米国中心に先進国が束になれば、中国も怖くないってか!?
結局、雇用統計もG7も流れを変える程のインパクトは与えられなかった印象です。
いや逆に、更に雲を濃くして、不透明感に輪をかけてくれたような・・。
週明けの日経平均も、日米関係の悪化傾向とは逆に同盟国らしく米国の後を追って、寄り付き直後から仲良く1万割れを起こしましたが、前場終値は10,007で踏ん張りました。
どうも、この微妙な時期に、日米が仲良く1万近辺の興亡いや攻防をしているのが気になります。
相場の全体的な弱さの中で、日米株価が1万を割らせないという意思が感じられるようで・・。(そう言った途端、割るかもね!?)
特に先週NYダウが1万割れのマイナス圏で引けて今週を迎えていたら、もっとリスク回避の動きが顕著だったと思います。
世界中に爆弾だらけですが(?)、爆弾候補の中国も現状マイナス圏ですが、いつプラスに転じてもおかしくない程度の深さです。
今週の相場全体が、先週末のNYダウのV字回復での一万死守をなぞる動きになることを期待しましょう!
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
NYダウも日経平均も10,000の攻防!雇用統計もG7も不透明感を払拭せず!?

コメント
なんだかんだ言っても、中国の計画的な行動ではないでしょうか?どーもそんな気がしてなりません。中国が外貨獲得のためちがいますかねぇ。そう思うのは僕だけでしょうか?
人民元を切り上げないことに関して・・ですか?
中国が日本についてよく研究していることも、米国の要求に簡単に屈しては駄目だという教訓に繋がっているのではないかと思います。
外貨獲得も、米ドルの更なる保有はそれ程望んでいないのではないかと思いますが・・?