• 2025
  • 2024
  • 2023
  • 2022
  • 2021
  • 2020
  • 2019
  • 2018
  • 2017
  • 2016
  • 2015
  • 2014
  • 2013
  • 2012
  • 2011
  • 2010
  • 2009
  • 2008
  • 歌って踊れる「フラジャイル5」を人気グループに仕立て投信新商品を売り出したら!? | 経済的自由の実践投資備忘録

    歌って踊れる「フラジャイル5」を人気グループに仕立て投信新商品を売り出したら!?

    31日の中国理財商品デフォルト問題は爆発せずに不発弾として処理されましたが(?)、にも関わらずリスク回避が拡大した1月最終週となりました。
    トルコも南アも利上げで対策したし、アルゼンチン問題に加えてリスク回避ネタがあったかと言えば大きなものは見当たらないような・・。
     
    結局、FOMCのテーパリングも予想通りで新興国通貨安懸念にある程度拍車を掛けるのは仕方ないが、声明で新興国問題に一言も触れずに粛々と縮小を行う米FRBの空気を読まない態度がリスク回避を大きくしたようです。
    退任したバーナンキは米国にとっての(あくまで現状では)ヒーローかも知れないが、新興国にとっては・・?
     
    ところで、今回の危機でも主役級の扱いをされている「フラジャイル(Fragile)5」ってご存知ですか?
    エグザイルみたいでかっこいい名前だけど、ジャニーズの新ユニットか何か?
     
    180度正反対に違います!
    和訳すれば、脆弱な5カ国(通貨)という意味で、高金利・高インフレで経常赤字の大きなブラジル・インド・インドネシア・トルコ・南アフリカのグループ名(?)です
     


    モルガン・スタンレーの命名ですが、実際に現在通貨安が大きく騒がれているトルコ・南アがテーパリングの影響を受けやすいのは高インフレ・経常赤字国からの資金逃避(を連想した投機筋の仕掛け)があります。
     
    この5カ国は(死語に近い?)BRICs2カ国と(完全に死語?)VISTA3カ国で構成されています。
    しかも、VISTAのAはあのお騒がせアルゼンチンですよ!
    結局、中国・ロシア・ベトナムを外しただけで、5カ国を指名しなくても脆弱なBRICs&VISTAでええやん!?
     
    やれ、BRICsに南アを加えて、BRICSと再定義すべきだ!
    やれ、人口や国土でアジアの大国になるインドネシアを加えて、BRIICsとすべきだ!
    と、蝶よ花よと持て囃していたのはつい何年前のことでしょうか?(せいぜい1~5年前!)
    それが今ではフラジャイルとウォール街からこき下ろされる始末だ!
     
    こういう時こそ、ウォール街のパクリが好きな日本の証券会社が「フラジャイル5」を投資信託で新商品として売り出すべきですよ!?
     
    世界の脆弱国トップ5に今こそ投資しよう!
    通貨暴落で更に高金利となった今がチャンス!安いよー!
    BRICsやVISTAなんてもう古い!(その中の5カ国だけど・・。)
    これからはEXILEじゃなくFragileの時代!
    今は弱くてもこれから蝶となり花となる「フラジャイル5」に投資できる商品は日本初!
     
    って宣伝すれば、フィンガー5だかジャクソンファイブだかよう知らんけど、いっちょ投資してみようかと思うご年配も多いかも!?
    確かに歌や踊りもイマイチで一旦人気の落ちたアイドルを復活させるためには組み合わせとグループ名を変えただけでは無理でしょう。
    ルックス(短期的な経済成長率)だけで人気を保っていたアイドルが口パクを卒業して歌って踊れる歌手グループに成長するためには、5カ国各々が痛みを伴う構造改革に向き合わなければなりません。
     
    アメリカのアメリカによるアメリカのための金融緩和・縮小に新興国か振り回されるのも事実だけど、バーナンキも黙って去ってしまった内向きの米国を頼るべきではなく、フラジャイル5は自らの意志と政策で歌って踊れる強固な国家へと脱皮しなければならない。
     
    米FRBの縮小に負けるな!
    脆弱を超えて、蝶となれ花となれ、フラジャイル5!
    ブログランキング・にほんブログ村へ

    コメント

    1. sides より:

      本業は不動産屋ですが、サイドビジネスとして株投資と不良債権を購入して弁護士に回収してもらっています。
      正直株よりも債権回収の方が儲かっています。
      5年前に買った債券はどれも3年で元本が返って来て、それ以降2年以上はすべてが利益になっています。
      弁護士の報酬は回収額の50%ですが、それを差し引いても3年で投資した元本はすべて返って来ました。
      そして、その弁護士法人が投資家から集めた資金でファンドを組んで債権を買い取り、投資家に配当を出すファンドを2月から日本で初めて稼働させるので、弊社で投資の募集を募る事になりました。
      1口2500万円からです。
      弁護士法人は年利20%~50%の配当をうたっていますが、弁護士の報酬が50%ではなく30%なので、
      配当は年利30%以上である事は間違いないでしょう。
      詳しくは弊社のホームページをご覧下さい。
       
      株式サイズ・コーポレーション

    2. 太助 より:

      返答が長くなるので記事にしました。
      (特に再コメントも求めていません。)

    タイトルとURLをコピーしました