SBI NASDAQ100インデックス・ファンドの純資産が設定日にSBI・QQQ越え

投信ETF

SBI NASDAQ100インデックスの設定額が140億円弱!

SBIアセットから喜びのプレスリリースも出ていますが、SBI NASDAQ100インデックス・ファンドが当初募集期間だけで139.85億円を集めて、5月21日の設定・運用開始日を迎えたそうです。
プレスリリースによれば、運用開始日における純資産規模は米国投資対象ファンド内で1位、ネット証券のみが販社のインデックスファンド内で1位を記録する偉業のようです!
ということは、今や10兆円ファンドのSlimオルカンやS&P500の設定時も上回る勢いということですね。
とにかく凄い売れ行きだよ!見て!知って!とSBIアセットの歓喜が伝わって来るリリース内容となっています!?

スタートからSBI・QQQの現純資産越えだから確かに凄いよ!

でも、SBIアセットさん!
この凄さを世間にわかり易く伝えるもっと効果的な比較対象があるじゃないですか!?

同じくSBIアセットが運用する「SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(QQQ・NASDAQ100))」の5月21日現在純資産総額は135.45億円となっています。
なんとSBI NASDAQ100インデックスは自社が同じく運用する(乗り換えて見捨てた)SBI・インベスコQQQの設定時ではなく現純資産総額をも上回った状態で運用開始されたのです!
そりゃこれをプレスリリースに書きたくても、自慢か自虐かわからなくなるから書けませんね!?

SBI・QQQ3年超運用後の純資産をスタートで抜き去った!

SBI・QQQの設定日が2023年8月23日なので運用期間は3年9カ月程度あります。
設定時は海外ETFを買わずともQQQに間接投資できるとそこそこ話題になり、ETF分を含めた信託報酬も税込0.2388%以下と低廉ではあったのですが、その後により低コストのNASDAQ100ファンドが登場したこともあってか売れ行きが良かったとは言えません。
しかしながら、3年9カ月コツコツ積み上げて純資産が130億円を越えたところで、新設のSBI NASDAQ100インデックスにスタート時点から抜き去られたことにはSBIアセットも複雑な気持ちかも知れませんね。
SBI・QQQ捨ててSBI NASDAQ100を投入する判断が正解だったと証明されたとも言えますが)

じゃあSBI NASDAQ100に飛びついてりゃいいの?

SBI NASDAQ100インデックス・ファンドは当初SBI証券専売となりますが、スタートから大人気だし飛びついて買うべきなのでしょうか?
確かに信託報酬は税込0.1958%でNASDAQ100対象投信では最安です。
但し、コスト面でのリードは大きくありません。
競合商品の信託報酬と純資産を並べてみます。

ニッセイ NASDAQ100  0.2035% 約5500億円
eMAXIS NASDAQ100 0.2035% 約2600億円
楽天・プラス・NASDAQ-100 0.198% 約2300億円

ニッセイ・eMAXISとの信託報酬差もわずか0.008%程度に過ぎず、「最安値」に釣られて飛びつくのは少々軽率でしょう。
信託報酬差0.01%未満ならその他経費で簡単にひっくり返るので、まずはお手並み拝見で1年の運用状況とコストをじっくり見させて頂くべきかと。

総経費で見た場合でも明らかにSBIの方が有利と判断できる状況になったとしても、私なら少々のコスト差であれば購入先や保管先に縛られず、もし売らずに含みのまま移管したくなっても対応できるニッセイかeMAXISを選好します。

NASDAQ100連動は国内商品だけで充分!

コスト差の影響も加味された現時点での1年リターンでは、0.1%未満の差でニッセイ>楽天>eMAIXSとなっています。
SBIナスがどこに食い込んできますかね?いきなりコスト通りになると期待するのは甘いですね。

でも、コスト競争は歓迎ですね。
NASDAQ100連動ETFでも信託報酬は約0.1%まで劇的に下がっています。

NASDAQ100連動は投信もETFも選り取り見取りで少々過当競争気味にも思えますが、コスト的にも手軽な国内商品だけで充分な状況になっていると思います、

タイトルとURLをコピーしました