今日は珍しくネット銀行の話です。
経営状況の芳しくないネット銀行は、イーバンクの条件悪化に続き、新生銀行も売りだった月5回の振込手数料無料がとうとう月1回となってしまいました。
そんな中、後発の住信SBIがやってくれました。
7月1日より他行への振込手数料月3回まで無料化。(但し、イーバンク宛は有料!)
今まで私は住信SBIを無視していましたが、新生の条件悪化に合わせて投入してきたような振込手数料無料化に惹かれ、口座開設を検討しています。
住信SBIのメリットはこれまでも
①金利が高い、
②イートレード証券との連動サービス
と充分な魅力がありました。
①住信SBIの高金利を他行と比較
————————————–
住信SBI みずほ イーバンク
普通金利 0.45% 0.20% 0.25%
定期預金 1.47%(*) 0.70% 0.83%(*)
————————————–
注)住信SBIの普通金利はイートレ専用預金の場合。
定期預金は300万円を5年間預けた場合で比較。
(*)はキャンペーン金利を含む。
圧倒的である。定期預金の金利は国債殺しだ!
②イートレード証券との連携サービス
銀行預金がイートレの買付余力にも反映されるので入手金の手間も省け便利。かつ金利が通常より0.05%~0.1%高く設定されている。
これらのメリットがあるにも関わらず無視していたのは、
① 銀行にあまり大金を預けないので銀行金利に関心がないし定期預金の予定もない。
(普段12%とか16%の金利を見ているし)
②イートレの口座はしばらく休眠になっているので活かせない
ことに加えて、以下のデメリットを感じたから。
●グループ会社だから当然とは思うが、イートレとの連携の仕方は感心しないし排他的過ぎると感じた。(イートレ専用ネット銀行?)
●他ネット証券・FX業者との即時入金サービスがなく、イートレ連携があるが故に今後も進展しないだろうと感じた。
しかし、外為ドットコム・マネパ・FXプライムと即時入金サービスが開始されFX業者には拡がっていく気配がある。
でも、楽天やマネックス等のネット証券が住信SBIを即時入金に加えるだろうか?
両者にその意思があるのか疑問。
私はイートレの口座から即住信SBIの口座開設ができるのですが、銀行口座を増やしたくないし代わりにどこか解約することも検討しつつ、もうしばらく様子見です。
でも、高金利と振込月3回無料は魅力でしょうし、シェアを拡大しそうですね。
興味のある方は住信SBIネット銀行のホームページへ(アフィリではありません)。 [コチラ]
コメント
遅いコメントでごめんなさい。岩手・宮城内陸地震の余波で本業がバタバタしてました(T_T)
住信SBI、実は私のメインバンクです。
セブンイレブンでの出入金が無料だったり、ご指摘の通り銀行口座内で生活準備金がイートレの買付余力に移動できたりするので、便利は便利なのですが、イーバンクに比べると、業者さんので未対応のサービスが多く、結局、住信SBI→他銀行→FX・証券業者という迂回入金が多いで今のところはあまり使い勝手はよくないです。
ちなみに、私が問い合わせた限り、マネックスと楽天は「現状では住信SBIへの対応は検討してない」とのことでした。やはりちょっとイートレとの一体性が強すぎ、他業者さんは敬遠しちゃうのでしょうか。
関係ないですが、私の本業の会社も住信SBIへの給与振り込みは不可です。他のネット銀行はOKなのに(–#)ぶつぶつ…。
住信SBIは普通預金の金利も高いので、取り敢えず置いておくには一番良さそうですね。
私は新生をハブにして振込手数料無料を活かして、他銀行・証券・FX業者に資金を振っていたのですが、今はイーバンクに集約し始めています。(殆どの業者で即時入金に対応しているので)
給料振込を新生宛にして、無料1回で住信SBIに振り込めば良さそうですが、面倒ですよね。
ネット銀行は増やしても通帳がないので邪魔にならないのですが、休眠口座を解約してから住信SBIの開設をしようかと考えています。
今度新生銀行の振込手数料を5回まで無料にする裏技(?)を記事にしてみようかと思います。