北ミサイル・独金融不安・原油60ドル割れ・南アGDP悪化など複数要因でドル買いの動きか?

クロス円が結構下押しになっていますね。
 
北が日本海にミサイルを2発発射したとのニュースも流れていましたが、ドル円ではそれ程ドル買いの動きにはなっていません。
 
ドルストレートでのドル買いによるクロス円の下げです。
 
私の見た限り、要因が複数あるのかなと思います。
●原油価格60ドル割れでユーロ・資源国通貨売り
●独金融機関の不良債権拡大懸念でユーロ売り
●南アGDP(1-3月期)が予想-3.9%を大きく下回る-6.4%で17年ぶりのリセッション入りで高金利マイナー通貨売り?
 
北のオヤジの暴挙により世界的に政治・地政学リスクが意識されて株式相場の軟調にも影響しているようです。
 
この他にも欧米は連休明けでGM決着前に利益確定売りしておこうとの動きもあるのでしょう。
 
今週はGM決着前の様子見・手仕舞いの様相でリスクテイクの動き(株高・クロス円上昇)にはならないのではないかと見ていますが、北のかわいくもない赤ちゃんがまた何やるかわからないし、条件が重なれば大きなリスク回避(下押し・ちょっと暴落)となる可能性も高いかなと思います。
 
GM決着を見てからではクライスラー破綻時のように悪材料出尽くしで上昇の可能性もあるが、GM決着を見ずに今週下押ししたところで思い切って買うのも勇気が要るところですね。
 
皆さんはどんなシナリオとアクションを考えますか?
 
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コメント

  1. なぞペン より:

    私はGM問題決着で材料は出尽くし、さらなるドル安の予想です。次のテーマはいよいよ財政赤字へ向くのではないかと。トリプル安の傾向で風向きは悪いと思います。
     
    北はよくわかりませんが、マーケットはこういう材料を織り込むのは難しいので本当に不確定要素ですね。
     
    GM後、ドル円は90円を切っていくと思っていますが、クロス円は多少の円高で留まるのではないかなと。しかし、長期的には円安へ向かうという信念(?)は変わりません。(笑)
     
    ランドは枚数を増やしたいのですが、私の相場観は上記のようであるのと、失業率が(昔からですが)異様に高いので、思い切るところまでできません・・・。

  2. 太助 より:

    NY時間から見事に裏切られてドル売りに戻ってしまいましたね。
     先走って上昇した相場にファンダメンタルズが追いついてきて、以前書いたような偽りを演じ続けていたら真になってきたような状況なのかも知れないと思いつつ。
     自分の考えの逆張りの方が良いのかも思いつつ。(笑)

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