本日関東地方は真冬並みの寒さになったようですが、一番冷たい風が吹き付けているのは東京証券取引所だろうか?
わたくし国内の株式市場に疎いもので、たまに日経平均の数字を見て出遅れているな(←この表現も欺瞞かも!?)と見ていただけですが、
TOPIXや新興市場はこんな状況(↓)になっているんですね!?
上から、日経平均・TOPIX・ジャスダック指数ですが、TOPIXと新興市場は1年前と殆ど変わらずで、8月から完全に下向きトレンドなのですね。(8月ってまさかあのイベント!?)
昨年の凍えていた11月と変わらないレベルって、ちょっと洒落にならないのでは・・。
(今頃気付いているのは私だけ?)
8月からドル円の円高が進んだはずですが、外需大型株が多いであろう日経平均がなんとか横這いを保っているにも関わらず、円高の影響がより小さいであろうTOPIXと新興市場の方が下げているって・・。
(時価総額平均のTOPIXの方が円高の影響は大きいのでしょうか?すみません、詳しくありません。)
このグラフを見ると、日本だけ二番底を付けに行っているのでしょうか?
(日本と世界のデカップリング!?ダウに左右されなくなった日経って下向きやん!?)
今日のアジア株は強弱まちまちですが、日経平均の現状-1.5%程度の下げ方は突出しています。
今まではどちらかと言うと、ドル円の円高に頭を抑えられて日経平均が上昇できないと見ていたのですが、今は日経の下落が円高を招いている方向のが大きそうですね。
お蔭で豪ドル円も萎えてかなり下げてきました。
(ある意味、日経の影響力健在!?豪ドルよ、中国にばかり連動するんじゃないよって?)
日本株はほんとに大丈夫なのかと心配になって来ました。
日本悲観論が席巻すると、極端に悲観する国民性だろうか?
(私のブログがそれに一役買っていることは否定しませんけど。バイアスを掛けていないだけだ!?)
ここはやっぱり日本国債格下げをお願いして、日本売りの円売りで円安に持っていって、日本株を上昇させるというギャンブルをしてみても良いのかも!?
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
コメント
日本国債の格下げによって円売りが起きるとかえって株価が上昇というシナリオを描いている方は結構多くおられるのではないかと思います。
同時多発テロの後しばらくたって日本国債が格下げされたときは円高になったままだったので当時の財相の塩爺がキレていた(当時は円売り介入進行中)のが懐かしく思い出されます(笑)。
基本的に円は不景気通貨なので株価の下げトレンドを加速させる傾向が強いのですが現在の米ドルのスペックが異常なほど低いのでリスク志向のモードになっても「円安ドル安」の「円安」の部分が起こりにくく、いったんリスクポジションのまき戻しが起こるとクロス円の劣悪な下落が懸念されます。
日本株独歩安の原因は誰もがご存知なのでしょうがやはり「亀」と「現政権の反企業的政策」に起因するするところが大きいのではないでしょうか。
日本経済の継続的成長などほとんどの人が信じなくなった昨今、政権が「円高デフレ政策」をとっているなかで株価の上昇を望むことのほうがナンセンスというのが私の個人的見解です。
現在の日本株はドルベースで見るとまだ下げはヌルいですから・・(いっそのこと日本株が一旦市場にフルボッコにされたほうがいいかもしれません)。
フルボッコにされても、「まっいいか」「しょうがないよね」と打たれっ放しになりそうな気がします・・。
今の日本に「立て!立つんだ、ジョー!」と言ってもその気力が足りないような・・。
亀井さんと愉快な後期高齢者仲間達に頑張って頂きましょうか?(笑)
是々非々ではなく、声が大きく元気な年寄りのハチャメチャ意見にまともにNoと言えずにまかり通るのはいかにも日本らしくて、本質的には何も変わっていないのではないでしょうか?