尖閣問題は終息せずに中国国内ではあちこちで反日デモが起こっていると報道されていますが、日本のメディアは何故過剰に反応するのでしょうか?
中国には100万人都市が100以上あると言います。
横浜や名古屋と同程度の人口を抱えている都市なんて13億人国家の中にゴロゴロある訳ですよ。
中国国内の各地で反日デモ?
よく聞けば千人規模とか数百人が集まったとか、逐一報道しているけど、ほんまにアホなのかな?
一方、そのキッカケとなったとも言われる日本で行われた抗議デモを私がテレビ報道で見たのは一度だけです。
しかも、中国の反日デモ映像を長く流してそのキッカケが日本のこのデモと2~3秒流しただけです。
毎日センセーショナルにアンバランスに報道するけど、中国の人数は桁を1つ減らして考えないと誤解を招くのでは?
そうは言っても、現地で日系企業が被害を受ければ重要ニュース扱いは当然だと思いますが、だからこそ中国政府も神経質になるのもまた事実。
過激な行動に出る人は日本の10倍の人数(日本の大人しい国民性を考慮すればそれ以上)が居る訳で、秩序を維持するためには13億人の少数派の世論でも無視できないという政府の対応の難しさがあるのは確かだと・・。
中国共産党の肩を持つ訳ではないが、さあ今日から民主主義で人民全員参加で総選挙やって政策を決めますってのも、ハードランディングで何が起こるかわからない怖さがあると思います・・。
さて、本題です。
尖閣問題で日中関係が悪化する中、上海株は急上昇していました。
(↓うなぎ昇りの上海A株のチャート)
「中国の株なんて絶対に買うもんか!」と本邦投資家が思っている時に限って、得てしてこう動くのは不思議ですね!?
尖閣の件は置いておいて、私は上海万博が始まる頃に万博閉幕の頃に上昇に転じるのではないかと書きました。(↓この過去記事)
今月末の閉幕を待たずに上昇に転じてはいるのですが、万博開催中の半年間は低迷していたと言えるし、北京五輪の時と同様に株価は盛り下がっていた。
おっと、これはやっぱり、中国ビッグイベント中は株価死んだ振りでイベント終了後に暴騰の法則が今回も見られるのか?
それとも、五輪と万博が終われば中国バブル崩壊説が実現するのでしょうか?
(北京五輪後も崩壊と言って外した人が繰り返し言っているんだろうけど!?)
ごく一部の中国人民によるデモを日本の思考停止横並びマスゴミのピントぼけフィルターを通して見るよりも、今後の上海株価の動向に注目した方が良い!
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