9月下げずに今年はいつ下げるの!?FOMCとスコットランド独立投票のダブルパンチ?

8月は円高になるどころか円安に振れて調整は起きず、上旬にはダウも500程度下げましたが、現状では最高値圏まで回復しています。
調整といえるように調整が起きませんね。
今年は1月下旬のアルゼンチンショックだけで、ウクライナ・中東等の大きな地政学リスクを鑑みると驚くほど動じないマーケットと言えるかも知れませんが、今年はこのまま平穏・順調に推移するのでしょうか?
 
経験則では年に2回はプチ暴落で調整が起こるイメージがありますが、やっぱり今年後半にもう一回大きめの調整があると想定すべきではないか?
あるとすれば、一年の中で最も騰落率が悪く過去統計では平均してマイナス圏の9月はやっぱり警戒しておくべきではないか?
更には、騰落率は9月ほど悪くないが歴史的な大暴落が起こりやすい10月までに一波乱あるかもと身構えておくべきか?
 
そういう色眼鏡できっかけになりそうなモノを粗探しすると・・、
●米FOMC(16-17日)
大きな波乱のキッカケとなりそうなイベントはやっぱりコレ!
利上げの方針や時期の示唆があり、想定以上に前倒しされる可能性を感じさせれば、市場が下方向に大きく動揺する可能性があるでしょう。
 
●スコットランド独立の住民投票(18日)
英国からのスコットランド独立を問う住民投票が18日に迫りました。
なんだかんだ言っても反対多数で丸く収まるんだろうと見ていた人が私も含めて外野の多数派だと思いますが、最新の世論調査では独立賛成が51%で上回ったとの情報もあり、予断を許さない状況となっています。
スコットランドのGDP規模が英国内の1割弱らしいので、日本に置き換えれば九州が分離独立するくらいの衝撃だと思うのだけど、トンデモナイ事態ですわね。
スペインのバルセロナ州等に独立機運が盛り上がる波及効果も大きいだろうし、ポンドは既に織り込んで下げていますがマーケット全体に及ぶす影響も無視できないでしょう。
 
今月影響の大きそうなイベントが2つありますが、これがまた時期的に重なってもいるので、ガラガラっと来る可能性も含めて18日前後は要注意ですね。
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