イーストスプリングが低コストのアクティブファンド「+αシリーズ」としてインド株式とベトナム株式の投信をリリースしていますが、新たにインドネシア株式投信が加わりました!
イーストスプリング・インドネシア株式ファンド(資産成長型)[愛称:+αインドネシア]
インデックス連動ではなくアクティブ投信なので「企業の本質的な価値を重視したバリュー投資を基本とし、ボトムアップ・アプローチに基づく銘柄選択により、中長期的な超過収益の獲得を目指した運用を行います」とのことですが、新興国へのアクティブ投資にも関わらず信託報酬は税込0.892%に抑えられています!
信託財産留保額が0.3%に設定されているものの、低コストでインドネシア単国への投資が可能になるので面白い存在だと思います。
当初の販売会社はSBI証券とマネックス証券ですが、SBI証券なら投信マイレージサービスで0.1%ポイント還元なので実質信託報酬は0.792%まで下がります!
(更に保有額1000万円以上なら0.2%還元で実質0.692%まで下がります!)
米国上場のiシェアーズ MSCI インドネシア ETFの経費率が0.59%なのでアクティブ運用であることも考慮すると充分な低コストであると言えます。
但し、アクティブ運用であるが故にファンドの運用方針でパフォーマンスが左右されるのでインデックスと比較したチェックは必要で納得した上で購入すべきですね。
コア指数ではないので新NISAに向けた価格競争もニッチな新興国投信まで及ばないのですが、+αシリーズのように徐々にでも投資対象が増えて低コスト化が進むことは良いですね。
こういう分野こそ東証ETFが狙うべきだと思うのですが、米国ETFと遜色ないレベルでインドネシア指数連動のインデックスを出せば需要を取り込めるのでは?
(コア指数は投信とのコスト差も小さいか逆転で、かつ分配義務のあるETFが新NISAでは不利になり投信に対してほぼ白旗確定。)
新興国インデックス投信を購入してもインドネシアの構成比は2%前後と思われます。
100万円購入してもインドネシアには2万円程度しか投資していないことになります。
インドネシアに期待があるなら、まさに+αとしてトッピング的にインドネシア投信を買い足すという使い方が向いていると思います。
インドの次はインドネシアとかあまりにも安易ですが、人口大国で遠い未来ではなくGDPで日本を抜くのは確実と見られている国なので、+αを使ってポートフォリオに少し多めに持つのは面白いかも知れませんね!?
イーストスプリング「+αシリーズ」の今後の更なる拡充と低コスト化に期待します!
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低コストのアクティブファンド「+αシリーズ」にインドネシアが信託報酬0.8%台で登場!
