ジム・ロジャースを財務大臣にヘッドハンティングしたら?

 
昨日のネタを今日も引っ張れるかと期待したが、スルーにちょっとガッカリ。
でもさすがインテリ、利益重視の賢明な選択ですね。
皆さんも鼻の伸びた人の傲慢さが少しは改まるか注目しておいて下さい。
(え、何の話?ネットの世界のカラクリって面白い!) 
 
さて、本題です。今日もロイター様より引用。

米経済はすでにリセッション、今後さらに悪化へ=ジム・ロジャーズ氏


 

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 [ダブリン 25日 ロイター] 著名投資家ジム・ロジャーズ氏は25日、米経済は既にリセッション(景気後退)入りしているとの認識を示した。米経済は一段と悪化しドルへの圧力は続く、としている。会合に出席するため訪問したダブリンで記者団に対して述べた。

 米連邦準備理事会(FRB)は前週、08年の米経済成長率見通しを引き下げ、経済は一段の下押しに直面する恐れがあるとしていた。

 ロジャーズ氏は「米国はリセッションに入っており、今後悪化する」と述べた。住宅と自動車セクターについては、エネルギーと食品価格の上昇が消費に影響するなか「リセッションより悪い」としている。

 「FRBは紙幣を印刷し、リセッションを回避しようとしているが、応急処置にすぎない」と主張。FRBはバブル崩壊前の1990年代初頭に日本が犯したのと「同じ間違い」をしている、と述べた。

 同氏は「18年後の今でも、日本は回復していない」と指摘した。

 同氏は「FRBと連邦政府が誤ちを続ける限り、景気低迷は長期化する。米国が経験したリセッションのなかでも、最悪のものの1つになるだろう」と述べた。またドルについて「大幅に下落する」と予想。年内のある時期にすべてのドルの持ち高を処分したいと述べた。

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私は氏について詳しくないが、何て男前な意見だろう。
米国は数々の問題を抱えつつもやはり偉大な国。ビッグな人物を次々輩出する。
著名人は後から間違っていたなど非難されることを恐れず堂々と意見を述べる。(勿論ポジショントークかも知れませんよ)


18年経っても日本は回復していないと指摘しているが、氏はサンリオの株とか買っているはず。これから回復すると見ているのか、おっと見誤って日本の株なんか買っちまったと意見を変えたのか?


中長期で投資する方はこういうニュースを見ておきましょう。モノライン救済策で市場が底入れ上向くかなんてのは小局だとわかるはず。


そりゃもしかして、ドルの持ち高を処分したいと言いながら、既に全部処分して、おまけにショートを掛けての「ドル大幅下落」とポジショントークかも知れませんよ。
そんなのは読むときに自分でふるいに掛ければ良いのです。

一方、彼の国の財務相のご発言。(ロイターより引用)

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昨年12月末の国の債務残高(借金)が838兆円となり、過去最高を更新したことについて「国家財政再建は経済成長と並んで最大の国家目標」と述べた上で、「歳出削減と無駄を省き、全力投球で財政再建の道を切り開いていかなければならない」と強調した。

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何を聞いても驚きませんよ。これまで無駄を省けてないし全力投球で取り組んでいないと認めているだけましなのかも知れませんね。


トヨタから大勢出向してもらって乾いた雑巾も絞る努力を学んでは如何でしょう?いっそのこと、日本をトヨタに経営して貰っては如何でしょう?(念のため、私は元トヨタ社員でも関係者でもありません)


ジム・ロジャースをヘッドハンティングして年俸何百億・何千億払って、財務再建と経済成長を丸投げで任してみますか?


じゃないと、後世の「負の遺産」は膨らむ一方じゃ!

宴を散々楽しんでしゃぶりつくした連中が地上から消える前に少しは減らす努力しろよ!
(と、天が怒っている。え~い、天にリスクヘッジ!)


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