何故日本では、金融詐欺が横行し、引っ掛かる人が後を絶えないのでしょうね。
ある面で日本人の良い国民性を表していると思います(時々私は本当に日本人なのだろうかと自問しますが)。
村社会で他人は嘘をつくという前提を置かずに生活できたからですかね、どちらかと言えば他人を信用しろと教えられますね。
ネットの世界では更に嘘をつくのが容易になります。ホラ吹いたモン勝ち。1年で100万円を3億円にしたなんてフィクションを作るのは簡単です。
私も月100万円のスワップ達成と言っていますが、本当か嘘かはわかりませんもんね。
ネットの情報は玉石混交ですね。
主体的に情報を集め判断する人には、何千円の本に書かれている情報と同じ、いやそれ以上のものを無料で収集することもできます。逆にお金を失う人もいます。
以前にも同じようなことを言いましたが再度言います。
何故何万円もする情報商材が山のように売られ、飛びつく人が沢山要るのか?
「これであなたも億万長者」と嘯く億万長者が、眼の色変えて必死で1万9800円の情報商材を売りさばく必要があるのかを何故疑わないのか?
努力もしない人が報われる筈がないと小さい頃から教えられて来たことに、何故いい大人が気付かないのか?
欲に眩んだ人の財布から、ノーリスクで自分の財布へお金を移すことに長けた人は沢山いるのです。
また、いつの世にも教祖様になりたがる人がいます。
「我を信ぜよ。我は100%正しい。他の教祖は間違ってばかりだ。我を信ずる者は救われる。お布施はたったこれだけ。」
私が100%的中できて、ビジネスをするならこうやりますね。
「私の予測方法なら100%儲けることができます。私にお金を預けてくれれば損失が出た場合は私が100%被ります。利益が出た場合は50%の成功報酬を頂きます。あなたはノーリスクで確実にリターンの50%を手にできます。乗りませんか?」
この方が小銭集めるより儲かりますからね。
でも投資の世界で自己資金を使わずにビジネスをしている人は誰もがノーリスクになるようヘッジしてますよね。
何故なら、絶対に儲かる方法など存在しないことは当人が一番よく判っているから。
断言しますが、自分の努力を放棄して、他人に金を払って儲けようと考える人には報いはやってきません。少なくとも自分も間違いだらけと謙虚な人に払った方が良いと思いますけど。
(話変わりますが、昨日の「負の遺産」の記事読んでない方は必見ですので是非読んで下さい。)