久々に更新します。
市場から全てお金を引き揚げてしまったのでしばらく遊んでました。
前回の記事を改めて読み返して、これ自分が書いたのと思ってしまいました。
何か変な憑依霊でも寄って来ましたかね?
「俺はノストラダムスか?」と自分に突っ込みを入れときました。(でも良いこと言ってる。)
ポジティブサプライズが続き、相場は上昇に転じたかに見えますが、本当に反転するの?
ウォーレン・バフェットのモノライン救済策が発端だったみたいですね。
バーナンキやブッシュ以上の影響力を市場に与えてしまうのは、市場が彼に対して畏敬の念を持っている証拠でしょう。
でも、既に救済策については懐疑的な見方がされていますね。
間違えていけないのは、バフェットは今回個人の慈善家として救済策を提案したのではなく、事業家として会社のビジネスの範疇で行っていることです。
彼は自社の株主利益を損ねることは絶対にしません。「世のため人のため」という気持ちから起こした行動であっても、自社の利益に繋がる範囲の内容で、モノライン側には魅力のない提案になっています。
「あのバフェットが救済策を提案した」との好感から「あのバフェットでも危機を救えないのか?」との嫌気に振れることも考慮しておく必要があると思います。
(間違いから間違いに振れるのですが、ジョージ・ソロスによれば、「市場は常に間違っている」そうなので。)
ダウ指数が昨日の終値で12,552ですね。これって、たかが一年前の水準に過ぎません。震源地の株価の織り込みが甘いと思うのですが、米国人の楽観的な性格と大国への威信が為せる業なのか?
昨夜「報道ステーション」で米国内でサブプライムローンの影響で仕事を追われ家を追われた人達がテント小屋に集まり急増していると伝えていましたが、その一方で小売売上高のポジティブサプライズのニュースもあり、実態と将来への影響を掴むのは難しいですね。
専門家にとっても難しいのです。だからこそ、自分で考えた方が良いと思います。
私も今は市場の傍観者として無責任な立場で好き勝手書いているだけですので、皆様の考える材料になれば幸いです。
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