米経済誌フォーブスが5日発表した2008年版の世界長者番付で遂にウォーレン・バフェットがお友達のビル・ゲイツを抜いて世界一のお金持ちになった。
毎年寄付をしていても資産が620億ドル[約6兆4500億円]に達したそうです。
(と言われても想像つかない。宇宙旅行に何回行けるだろう?答えは約3千回)
私はこのタイミングでこの情報が発表されるのも単なる偶然なのだろうかと不思議に思うのだ。
ご存知の通り、バフェットは自分の死後、財産のほとんどを寄付し慈善活動に使われることを欲している。
また、世界一の金持ちなのに、生活そのものは日本の一部上場企業の部長さんより質素で贅沢をしない。
だから、彼自身はおそらく世界一の金持ちになったことなどどうでもよいことではないだろうか?(使わないのだから)
逆に言えば、だからこそ、お金が彼の元に集まってきたのではないだろうかとも思うのだ。(勿論科学ではない、才能+努力+α)
「金は天下の回りもの」
世の為人の為に金を使うメンタリティーを持つ人物と今回世界一の金持ちになった人物が一致するのは単なる偶然であろうか?
こういう人物が日本にも居てくれたら、この国も健全な精神を保てるだろうと思う。
[子供達も(私も)あんな恰好いい爺さんになれたらなと憧れるでしょう。]
勿論、日本のお金持ちでも寄付をしている人は沢山いるだろうし、一部メディアで取り上げられることもあるし、世間に知られず陰徳を積まれている方も少なくないだろうと思う。
(日本では「ねたみ」「やっかみ」「ひがみ」か知らないけど、偽善とかほざく心の貧しい馬鹿もいますからね。)
でも、どう考えても絶対数は少ない。
資産が10億あっても20億あっても同じでしょ、墓場に持っていける訳じゃないのに・・・。
勿論、町の募金程度しかしたことない私に言う資格は全くないのですが、経済的自由の達成が見えたら、税金以外にも使い切れない分は世の為人の為に使える人間でありたいと思います。
(逃げられないようにここに書いておきます)
バフェットは30年後には今以上に偉大な伝説の投資家として語られるでしょう。
われわれ個人投資家が、彼の生きている間に、彼の生の言葉を聞き、一挙手一投足を見ることができるのはとても幸運なことだと思います。