金曜日は米雇用統計が予想以上の悪化にもかかわらず、NYダウはプラスで引けました。
一時91円台を付けたドル円も回復しましたが全く予断は許しません。
が、10月が底値だったと仮定して話を進めます。
(鉄は熱い内に打て!)
各国の株価も為替も底を這う展開ですが、微妙に強弱が異なり、10月底値を割る・割らない・ダブルボトムにわける事が出来そうです。
この強弱が中長期的にも現れてくるのではないかと思い、クラス分けして考えて見ましょう。
(今日は結構自信作ですよ!)
<二番底型>
[株式]香港(含:H株)、中国(A株)、日本、ブラジル[微妙]、
[為替]ユーロ円[微妙]、豪ドル円、南アランド円、
<ダブルボトム型>
[株式] インド、ロシア
[為替] ドル円、トルコリラ円、
<底割れ型>
[株式]米国、英国、ドイツ、
[為替]ポンド円、スイスフラン円、NZドル円[微妙]、
さて、皆さん、何か感じるものはありましたか?
(まあ、ないっちゃあないんですけど・・)
一応3種類にわけましたけど、[微妙]と注記した通り、視力によって(?)判断がわかれるものもあるので、興味があるものはご自分で確認してください。(当然今後形も変わりますし)
私は特に<底割れ型>に妙に納得しましたよ。
以前から書いていますが、「金融で食ってる国は駄目よ」がここに表れて、不謹慎にもちょっと嬉しかったり!?
(だったら、フラン円でも思いっきりショートしとけよって思いました?私も書いていて思いましたよ!)
やっぱり中長期の傾向がここから見てとれるかもと思い、<二番底型>に目を移すと、日本はスルーして(?)、おっと中国!
チャートを見て貰うとわかりますが、もしかして底を脱したかもと思えるほどの力強さが感じられるのは、おそらく中国だけです。(他は弱々しい。)
本来一番下がるべきNYダウがここに来てようやく先頭切って底割れして、投売りデレバレッジで大暴落して来た新興国が二番底かダブルボトムを形成していることから、ようやくファンダメンタルを相場が反映し始めたと思いませんか?
問題は、底割れの米英が今後も下げ続ければ世界の市場も右へ倣えしてしまうことですが。
こういう見方をしてみると面白いですよとの参考程度で。
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