インタラクティブ・ブローカーズが日本上陸!?この黒船はネット証券・FX業者にとって敵か見方か?

日本のグローバル投資家に朗報!
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 米証券大手のインタラクティブ・ブローカーズは近く日本での営業を始める。注文を電子的に自動処理することで比較的安い手数料を実現。同社を通じ、世界17カ国の70取引所に上場する金融商品をリアルタイムで日本から発注できる。投資家にとっては多様な海外の金融商品を割安な手数料で売買しやすくなる。当初は機関投資家の注文に限るが、将来は個人投資家からも受け付ける方針だ。
 まず海外商品の取り扱いを強化したい日本の証券会社からの注文取り次ぎから開始。営業店舗は持たず、売買はネット経由のみとする。
(NIKKEI NET 1/10付から引用)
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Interactive Brokers(以下略IB)はとんでもないローコストでネット取引を提供するディスカウントブローカーです。
[IBの日本語サイトはコチラ]

不況で事業縮小の流れに逆行するように日本に進出して来るのですから、サブプライムで殆ど痛んでいない証拠でしょう。
 
この業者は株式・オプション・FX・CFD・債券など手広く提供していますが、どれも価格破壊的ローコストです。
安かろうだけではなく、米投資雑誌バロンズの全体格付けも高い!
(私にはこの格付がどの程度信頼あるものかは不明)
 
FXならドル円スプレッド0.5銭、米国株・ETFなら手数料わずか1ドルからです。
 


FXなら0.5銭で提供する日本の業者もありますが、私は詳しくありませんがシステムトレード派には現在でも人気の海外業者のようです。
 
手数料が格段に安いのは海外株・ETFの方で日本のネット証券とは比較になりません。
 
日本で最安のマネックス証券の米国株手数料と比較すると、1回あたり25.2ドルvs1ドルから(IB)、為替手数料25銭vs1銭から(IB)とお話になりません。
 
実は私もIBの口座開設を検討したことがありましたが、唯一と言っても良いネックである口座維持手数料10ドル/月が掛かるので見送りました。
 
IBは他にも海外送金を無料で行えたりと使い勝手があるので、日本人の海外口座開設先としても人気があります。
 
その業者が日本に進出なので、これは注目です!
 
ニュースを見ると、最初は機関投資家に限るようですが、日本のネット証券に卸してくれれば海外ETFのバカ高い手数料を劇的に下げることも出来るはずですが・・!?
 
日本の個人投資家に米国並みの手数料と完全日本語サポートで直接提供してくれれば人気沸騰は間違いなしだと思います。
 
口座維持手数料って日本では受けが悪いのですが、海外では普通なんですよね。
 
でも、株式・FXを始め多様なサービスをローコストで利用できるので月千円弱手数料が掛かっても検討の余地はあると思います。
 
まだ具体的に、いつ、どのような形態で提供するのか不明ですが、
インタラクティブ・ブローカーズという業者名だけ覚えておいて損はありません。
今後の動向に注目です!
 
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