日経平均もNYダウも仲良く1万割れ!キリンとサントリーは仲良くできずに統合交渉決裂!?

キリンとサントリーの統合交渉が決裂してしまいましたね。
もう99%決まったものだと思っていたので意外でした。
 
統合比率がどうの?サントリーの創業家の株主としての権利がどうの?
ってお決まりの破談パターンですね。
 
今頃何でそんな事を言っているのかわからないけど、そんなの詰めてから発表するものだろって言いたくなりますよね。
 
そう言えば、私はこの話が出た時にこのブログに以下のように書いていました!
 
「経営統合は両社の主導権争いや上の人達の保身が絡んで破談で終わるケースも多いと思いますが、それを上回る危機感があって上手くまとまるのかを見守りたいと思います。」
(リンクしませんが、09年7月14日のエントリー)
 
そのまんまでしたね。
我ながら、良いことを書いていますね!?
 
まさに、それ(どれ?)を上回る危機感が極一部の人達になかったのだと思います。
(単独のグローバル展開は苦しいってわかってるなら譲歩しきゃ!)
 


創業家の特別な権利を主張するなら、サントリーが主導権を持って買収する側で拡大するしかないんじゃないの?
 
創業家で会社を愛しているなら、サントリーにとって何がベストかを第一に考えるべきじゃないの?
 
破談でトクして安堵するのは一体誰なのでしょうか?
 
日本の1消費者という観点では、キリンとサントリーが統合せずに競争してくれた方がメリットもあるかも知れません。
 
日本経済のためには、世界で戦える(かも知れない)大手同士の統合が実現すれば面白かったでしょうね。
 
でも、こんなことも詰められないようでは、統合しても上手くいかないかも知れないし、外からはわからない社員のモチベーションも重要ですからね。
 
統合の意思決定に関わっているのが、両社の役員以上でしょうから、色々な思惑が絡んでくるでしょうからね。
 
往々にして妥協できないのが、会社や社員のためを思ってではなく、自分の利益・権益・一時的な感情だったりするんですよね。
(一般論で言っているだけですよ・・。)
 
 
さて、昨日NYダウと日経が1万を粘っていると書きましたが、やっぱり書いた途端に仲良く1万割れを起こしました!?
 
今回は日経の方が先に主体的に1万を割って、NYダウが後追いでしたけど!?
 
でも、NY時間では金も原油も反発して、ブラジルのボベスパ指数も若干上昇しているんですよね。
 
「値頃感からの買いが入り・・」という解説を見かけることが多くなったように思います。(=買い圧力も強まり始めた!?)
 
中国が春節(旧正月)を前にして様子見ムードが広がりそうなので、直ぐにはリスク選好モードにはならないのかも知れませんね。
 
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