中国で今日から全人代(日本の国会に相当)が開幕しました。
相場に影響を与える発言や施策が飛び出してくるかも知れません。
今のところ、温家宝首相の発言として以下の方針が伝わってきています。
●昨年同様8%成長を目指す
●消費者物価の上昇幅は3%程度
●人民元レートは基本的な安定を保つ
●都市と農村の格差是正
●年金など社会保障体制の構築
●住宅価格急騰の勢いを抑制、などなど。
適度に緩和的な金融政策と積極的な財政政策を継続する方針も示しましたが、結局、
利上げは?
人民元切り上げは?
という重要な部分はまだ明確にはなっていないようです。
更に、米国では今夜に2月度の雇用統計発表を控えています。
欧州のギリシャ問題も進展している(?)ようですが、1月後半から冴えない相場が長く続いて3月に入ってしまいましたね。
米中欧のイベントが重なった今のタイミングで相場の転換となるかも知れませんね!???
振り返れば、リーマンショックの底から約半年の暗闇を経て、上昇する起点となったのは昨年の3月でした。
単なる期待ですが、今年もこの辺りから右肩トレンドにならないかな?
勿論、リスク回避がまだまだ続くと考えるに充分なネタが揃っていることは確かなのですが・・。
危険があると石橋を叩き過ぎる人が、実は一番危険な天井ロング予備軍ですから~!
(雇用統計前のばくちロングの勧めではありません。)
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
米国は雇用統計、中国は全人代、欧州はギリシャ問題進展で3月相場は晴れるのか?
