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  • One ETFが日経225とTOPIXの信託報酬を0.05%切りに値下げし段階制最安なら0.0275%! | 経済的自由の実践投資備忘録

    One ETFが日経225とTOPIXの信託報酬を0.05%切りに値下げし段階制最安なら0.0275%!

    アセットマネジメントOneが少し先となる10月9日に日経平均とトピックスETFの信託報酬を値下げすると共に純資産総額の規模に応じで信託報酬が引き下がる段階制に移行します。
     
    (1)One ETF 日経 225(銘柄コード1369)
    基本信託報酬(1兆円以下の部分):税込0.0495%
    5段階目(10兆円超の部分)   :税込0.0319%
    ※2-4段階目は省略
     
    (2)One ETF トピックス(銘柄コード1473)
    基本信託報酬(1兆円以下の部分):税込0.0495%
    4段階目(5兆円超の部分)   :税込0.0275%
    ※2-3段階目は省略
     
    両者共に基本信託報酬が0.05%未満で設定され、純資産総額が10兆円を越えれば0.03%前後まで下がり、トピックスの方は最安で0.0275%と世界でも見たことないような低信託報酬に下がります。
     
    バンガードのS&P500連動ETFであるVOOの経費率が0.03%なので、日本でもようやく自国主要インデックス連動ETFのコストが米国並みまで下がって来たと言えるかも知れません。
    そもそも日本の運用会社にとってワールド(オルカン)や米国の投信・ETFよりも、自国の東証上場銘柄だけで構成された日経平均やTOPIX連動ETFの方がコスト高になるというのがおかしな話で、ようやくコストベースで妥当な水準に下がって来たと言うべきかも知れませんね。
     
    既にiシェアーズの日経225ETF(1329)とトピックスETF(1475)が信託報酬を税込0.0495%に下げているのでOne ETFは並んで最安値となるだけですが、段階制で純資産総額10兆円を越えれば0.3%前後になるという点で、国内主要インデックスである日経平均とTOPIXにおいてはOne ETFが最安ということで良いでしょう。
     
    しかしながら、純資産総額が順調に膨らんでいるなら値下げに積極的になる必要もない訳で、最低信託報酬への到達は低いハードルではありません。
    大手と純資産総額を比べてみると、
    【TOPIX】  野村ETF(1306):23兆円台、日興(1308):11兆円台、One(1473):6千億円台
    【日経平均】野村ETF(1321):103兆円台、日興(1330):51兆円台、One(1369):4兆円台
     
    純資産1兆円に満たないTOPIXの先は長そうですが、日経平均に関しては既に3段階目(2兆円超5兆円未満)の信託報酬が適用される規模には膨らんでいます。(あくまで適用されるのは10/9からですが)
    純資産総額が4兆円と仮定した場合にOneETF日経225(1369)の加重平均後信託報酬を計算してみると税込0.042625%まで下がります。
    つまり、現状の資産規模でもOneETF日経225(1369)の信託報酬は基本の約0.05%ではなく段階制適用で約0.04%レベルだと想定できます。
    ワールドクラスの低コストです!
     
    ここから純資産総額が更に膨らんで行けば、税込0.0319%に向かって限りなく近づいていきます。
    (因みに野村と日興も段階制信託報酬を導入していますが、これだけ純資産規模が大きくて有利な筈てもOneの信託報酬を下回りません。)
     
    ということで、10月値下げとか今言われても忘れてしまいそうですが、日経平均とTOPIX連動ETFの信託報酬0.05%切り値下げがインデックスファンドや各種日本株ETFの値下げへと波及していけば良いですね。

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