気を付けよう、FXでも株でも利益を出すと健康保険料も大幅アップという実体験のお話です。
週末に役所から国民健康保険料の納付通知書が送られてきました。
ある程度の金額は試算済で覚悟していましたが、中を見て10秒ほど固まった。
医療保険分 :47万円
後期高齢者支援分:12万円
国民健康保険料計:59万円
限度額目一杯の満額回答ではないか!
保険料は7月~2月までの年8回で分割して支払うのだが、
月々7万4千円を支払えって、役所はいつから俺の大家さんになったんだー、
都内でワンルームマンション借りられる金額じゃねえか!
通知書の所得の欄を見ると約1千万円になっている。
はい、確かにそのように確定申告しましたよ。
でも、これはザックリFX5百万円・株式5百万円だから保険料の算定対象は株式を除く5百万円でしょ?(と思い込んでいた)
思いっきり株式譲渡所得も含めてくれている。
役所のHPで対象所得の内容を確認すると、「雑所得」と並んで「株式等に係る譲渡所得等の金額」も明記されている。
しまった!
市町村によって株式所得を含めるか否かは違いがあることは知っていたが、前年度分の確定申告では株式を損失で申告していて保険料も高くなかったので確認を怠っていた。
自分の勉強不足だ、仕方ない・・・と一旦は思ったが、
待てよ、所得を申告するから保険料が上がるなら申告しければいいんだ。
(早とちりせずに、脱税ちゃいますよ。)
私は株式の所得は特定口座(源泉徴収なし)を選択している。
どうせ確定申告は必要だし手間にならず、税金の支払いを少し遅らすことができるからだ。
特定口座(源泉徴収あり)を選択すれば、売却時点で税金は引かれるので確定申告は必要ない
=税務署に株式所得を申告しない
=税務署から役所に通知される所得に株式は含まれない
=健康保険料が安くなる
となるのではなかろうか?
もしそうならこれは盲点だし、同じ所得でも納税方法が違うだけで、
一方には保険料を課し、把握できない一方には課さないなら、
不公平な保険料の設定方法だ!
ということで役所に問い合わせ中ですので、面白そうな話なら続編を書きます。
今度引っ越す時はこういう細かな部分も調べておかなければならないと痛感しました。市町村で違いがあるのもおかしな話だと思いますが。
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
コメント
韋駄天太助さんは国民健康保険なんですねー。
そうすると国民年金の保険料も増えてしまうかもしれないですね。
サラリーマンの健康保険だと、FXや株の損益は保険料と関係ないですが、事業者の方は儲けたときは保険料の負担も増えるのが悩みですね。
今後地方分権が強化されていくと、今以上に自治体ごとのサービスに違いが出てくるかも知れないですね~
furiさん、こんにちは。
国民年金は定額ですから増えないと思いますよ。
サラリーマンの時は会社が健康保険を半分負担してくれますが、その代わりと言うか、厚生年金の負担は重たいでしょう。(その分老後も手厚いのですけど。)
日本は税金が高いと言いますが、問題は第2の税金である社会保険料の方が大きいと思います。
国民年金も重要ですが、負担の大きい国民健康保険の方がもっとメスを入れられるべきだと思うのですが・・。
月7万4千円って、トホホ・・。
あぁ、そうです!
国民年金はどんな人でも一律でした。
お恥ずかしい…
しかし月7万4千円はホント家賃並ですね。
年金同様健康保険料もお役所には大事に扱って欲しいものですね。
今回役所の方と話してみて、与えられたルールありきで問題があっても見て見ぬ振りをする体質は少し変わりつつあるのかなと感じました。
(もともと居住地の役所の応対に不満を持ったことはないのですが)
役所も十年一日のマニュアル仕事では給料が上がらず、課題発見・解決能力を評価すれば更に良くなると思うのですが・・。