皆さんはスワップポジションに逆指値を入れていますか?
どこにどう刺すかって結構難しいですよね。
安易に全てポジションの上に入れてしまうと全部消えてしまいスワップ運用にはならなくなってしまいます。
答えはないのですが、今日はこのテーマについて考えてみます。
まず質問から。
「逆指値を一度入れたら動かすのも外すのも駄目。それではストップロスの意味がない。意思の弱さだ!」
とよく言われますが、スワップ派のあなたもこれは正しいと思いますか?
私の答えはノーです。(外すのはレアケースだと思いますが)
以前にも書きましたが、スワップ派のノウハウが錯綜するのは短期と長期を区別せずに、専門家が言っているからと思考停止で受け入れるからおかしくなるのだと思います。
短期売買なら原理原則定石でしょうが、スワップ派の定石にはならないと考えます。
株式投資でも短期と長期ではアプローチが全く異なるのが当然ですし、FXも同じです。
低レバなら全くストップロスを使わずに大きな含み損が生じでも時間に解決させるのも1つの方法ですし、誰が間違っていると言えるでしょうか?
でも、私は低レバ戦法ではないので証拠金ドボンにならないように逆指値を使います。
[①買値でストップロス]
これが私の1番の推奨方法です。
幸運なことに含み益のポジが多いので買値に指す事が出来ます。
スワップ目当てならスワップが残れば満足でしょ?
かつ、為替損が生じないポイントから更に下げた所でポジションを拾い直す体勢が取れます。
勿論、買値より少し上でストップを掛けてせっかく出た差益も少し頂くという方法はご自由に。
(因みに私は基本刈られる確率を上げてしまうこの方法は取りません。)
[②損益0でストップロス]
スワップと含み損でチャラになる地点(私のブログで良く言っている値洗後の建値)に逆指値を入れる。
これが私の2番目の推奨方法です。(と言ってもあまり使いません)
現在のレートと建値が近い場合、買値にストップを置くとレンジの中で何度も刈られてしまいそうな場合に有効です。
デメリットは刈られるとせっかくスワップ溜めたのに利益が残らないことです。
私は基本的にこの2つしか使いませんが、相場観や状況に応じて少々の損失覚悟で下に置く方法も有効だと思います。
①退場を免れること、
②損失を拡大させないこと
逆指値を使う最大の理由はこのためです。(特に①)
更に言えば、私の場合はレバを上げて利回りを良くする為でもあるのですが、そんな話ばかりするのもアレなのでまた別の機会に。
「動かすのも外すのも駄目」に対するアンチテーゼを述べていないので、これは具体例を交えて次回に!
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
コメント
初めまして!
逆指値の使い方に迷っていたところ、この記事に出会いました。8月の買い入れ分が赤なので悩みどころです。
とても参考になりました。ありがとうございました。
今晩わ
ロスカットについて、スワップ分が全部無くなると、と思うと出来ないですよね。
始めた頃よく分からずにリラ逆指値発注、スワップが貯まってきたところで、ヒゲが出て買値下でロスカット、呆然としたことがありました。
最近は、短気は損切りで、スワップ分は買値プラス1000円くらいか、逆指値無に変わってきました。
昨日から本日にかけて、スワップ分も含め逆指値決まりまくりです。
低レバであっても、トリガ無は、結構シビレます(笑)
朔さん、初めまして。
お役に立てて何よりです。
8月の赤は悩みですね。
私も落ちる途中でいくつも掴まえていますが、これらにはストップは入れていません。
(気まぐれなので明日かはわかりませんが)続編も書きますので、またお気軽にコメント下さい。
さっちゃんさん、
下ヒゲでのロスカットは痛いですよね。これについては続編で触れるつもりです。(正解なんてないんですけどね)
私は「絶対に強制退場しない」かつ「資金を半分失って損切りしない」を言い聞かせています。
再出発可能な元手が残ればやり直しができますし、突っ込んでいる資金を考えると私の場合致命的になるので。
逆指値も再起不能にならないことを重視しています。
損切るなら傷の浅い内に行うべきは短期も長期も同じだと思います・・。
コメントではなく記事になりそうなのでこの辺で。
私は逆指値はイライラ解消のために、使っています。これを使うと、取引が随分楽になります。ロットが小さくても、数字が変わるのは、血圧に悪いですからね。それと、米国雇用統計の時に、上下に逆指値買、逆指値売りを入れておいて、瞬時に利確をしてしまいます。これ、面白いですよ。
血圧上がらないように逆指値ですか、面白いですね。