スワップ派試練の時!戒めは戒めとして刻み、忘れるな!

昨日さっちゃんさんからのコメントに返信していて、ふとこんな話を書いてみようと思いつきました。
 
豪ドル・キウイ・ポンド・ユーロが大きく沈み、比較的堅調だったトルコリラ・ランドにもその波が来ました。
 
スワップ派で影響を受けていない人はいないでしょうし、結構厳しい状況にある方もいらっしゃるでしょう。
 
昨年8月・今年3月に匹敵する危機と言えるでしょう。
 
異なるのはドル円が然程下げていないのに暴落していることであり、こんな事態を前もって予想できる人はいないでしょう。
 
だから、スワップ派は予想できない事態も考慮してレバなりストップロスをコントロールする必要があります。
 
対処するには事態が発生してからでは遅いケースが多いですし、「備えあれば憂いなし」といつでも暴落を迎えられる体制を作ることが重要だと思います。
 
(別に私が出来ていると言っているのではありませんよ。私の記事は基本的に上から目線で自分に対してもべき論・戒めを述べます。)
 


こんな時に書くのも、いやこんな時だからこそ書くべきか?、私がスワップ運用の最悪の事態として想定するのは、
 
①証拠金を失って強制退場を喰らう
②証拠金の半分以上の含み損か発生して損切りを行う

というケースです。(当たり前ですが)
 
再出発が出来なくなる最悪の事態を避けることを徹底的に考えます。②は①を避けるために行う訳ですが、②すら不可と考えています。
 
もし今証拠金の半分以上の含み損を抱えている人が読んでいたら決して損切りしないことを勧めている訳ではありませんが、現在が暴落の序盤から中盤にあるとは考えにくいでしょう。(通貨ペアにもよるでしょうが、私ならしませんけど。)
 
こういう事態になって何円で強制決済になるかと計算し始める人は論外ですが、前もってわかっている方でも含み損を見ると平常心ではいられなくなり、怖くなって損切りが頭に浮かぶ方もいるかと思います。
 
でも、それすら前もってわかっていることです。(本当に偉そうだな!)
レートがいくらになれば含み損が何円発生するかは自分でチョコチョコ計算すればわかりますし、前もって自分のメンタルが耐えられるかを自分と相談しておくべきでしょう。
 
今回の急落の後急騰することは考えにくいですが、スワップ派で大損するのはレバを掛け過ぎ強制退場か含み損に怖くなり底付近で投げ売ってしまうからです。
 
これさえ避ければ、何年も続けてスワップも沢山溜まったのに大赤字というケースは少ない(と思います)。
 
相場の神が昨年から何度も戒めを与えてくれていると考え、有難く受け取り、反省すべきは反省し、喉元過ぎても忘れずに、次に活かしましょう。
マニュアル本を100冊読むより、自らの苦しい経験の方が100倍勉強になります。
 
戒めと同時にチャンスも与えてくれるのですから。
 
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コメント

  1. 茶々丸 より:

    私も、強制退場は、絶対に避けなければならないし、損切りもできるだけ避けたいと考えています。
     
    以前から、いきなり○○円下がったっら純資産がどうなるのか、とシュミレーションしてましたが、いざそうなって口座を見るのとは、全然違いますね。
     
    私が今最も怖いと思っているのは、個人のリラ・ランドの投売、反発しない豪ドルの嫌気投売とその影響。
     
    スワップ派も差益狙いも共通するのは、自分との戦いのような気がしています。
     
    こんばんは、茶々丸です。
     
    以前ヤンキースの松井が書いた本を読んだ人が感心して感想を述べていました。以外にも(失礼)、バッターボックスに入る前にどういう球が来たらばどういうスイングをするかを事前にシミュレーションしていて、結果はどれだけ準備が出来ているかにかかっているということを述べていたそうです。
     
    FXもビジネスも自分の人生設計にも非常に役に立つ考え方だと思います。
     
    自分で余裕があるときに色々と仮説を立てて、そうなった時にどうするのか準備をしたつもりでも、実際に起こってみると自分の予想とは必ず違っていますから、なかなかうまく実践でないものです。
     
    経験を積んで学習していくしかありませんが、咽元過ぎても熱さを忘れずにいたいと思います。
     
    昨日のストップの入れ方、非常に興味を持って読みました。基本的に考え方は同じで買値にストップを入れて刈られたら拾いなおしますが、今回もうまく出来ているのかどうか?全て実践してみて身につくものと思って色々試していますが、いやぁ~難しいものですね。
     
    それでは、

  2. 太助 より:

    さっちゃんさん、
     誤解はないと思いますが、本記事はコメントのやり取りの中で私が記事ネタのヒントを得たから書いたのであって、決してさっちゃんさんに向けて言いたいことではなく一般論です。(念のため)
     そうですね、見たくないと思いますが見ておいた方が良いと思います。
     そうですね、こういう状況では理由がなくても下げますから最悪を想定した方が良いと思います。
    豪ドルの89円辺りは過去3回の暴落で下げ止まっているので抵抗は強いはずです。が、逆に言えば抜けると怖いと思います。
     そうですね、欲と恐怖との戦いだと思います。
      茶々丸さん、
     松井はメンタルが素晴らしいと思いますよ。イチローのような才能は感じさせませんが、日本のホームラン王がスタイルを変えてヤンキースで通用しているのは技術を補うものがあるのではと思います。
     喉元過ぎたら忘れちゃうんですよねー、ついついこれ位大丈夫だろうとポジ増やしたり。
     大火傷は絶対に避けつつ実践あるのみですね。

  3. ポニヲ より:

    異なるのはドル円が然程下げていないのに暴落していることであり、こんな事態を前もって予想できる人はいないでしょう。
     
    10年スパンのチャート(歴史)を見ていれば誰でも予想できると思います。

  4. 太助 より:

    ポニヲさん、はじめまして。
     10年スパンのチャート(歴史)を見て、貴殿あるいは他の誰かが、前2回の暴落とは異なり、8~9月にドル円の下げを伴わずにクロス円が暴落することを事前に予想できたというなら、その証拠を示して頂けますか?
     回答がなければ、いたずらコメントと解釈します。

  5. ピコ より:

    はじめてコメントします。
    4月からFXを始めたので、今回が始めての大暴落です。
    8月、3月の暴落はニュースでは見ていましたが
    実際自分が参加してると、なかなか心臓に悪いですね。
    今回の記事で、ちゃんと辛抱していようって思いました。幸いにもレバは押さえていたから、退場になることはなさそうだし、焦って底値で売ってしまう事態も避けねば、ですよね。
    冷静になれました、ありがとうございます!

  6. 太助 より:

    ピコさん、はじめまして。
     私なら、退場の心配さえなければ、ここからはジタバタしません。
    また、余裕があれば反転後のポジション追加も考えます。
    こういう状況が一番勉強になると思いますし、とにかく冷静に判断することが肝要と思います。
     頑張りましょう。
    またお気軽にコメント下さい。

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