千葉市長選で最年少の31歳の熊谷俊人氏が2倍以上長く生きている60代の候補2人を破り当選しましたね。
日本もまだまだ捨てたものではないかも知れません!?
元NTT社員で神戸の震災も経験したそうです。
市長の報酬も減らすそうですが、きっと自分の父親ぐらいの年齢の人達を使う立場になれば、抵抗勢力も強力なはずです。
行政に(限らず)今必要なのは、その年代(以上)の人達が間違って作り上げて維持されてきたものを破壊して再生する作業なので、しがらみがなく汚れが少なく気概のある若い人の方が適任なのです。
首都圏の中核都市で有権者が比較的若く柔軟なのでしょうか?(県知事選出もある意味柔軟でしたし!?)
変化を求めて若い人に任せてみようとする千葉市民に拍手!
よく知らないので若いという理由だけで応援するつもりはないが、老獪
な寝技・足技を上手くかわして、日本人全員に「年食って経験だ?年功序列なんてバッカじゃなーいの?」と教えてやってくれ、若き千葉市長!
本題です。
若いといえば、G8(爺7+ある意味爺のロシア)よりBRICs会合!
財務相会合と首脳会合の違いはありますが、先週末のG8は殆ど話題にならず現在行われているBRICs会合に市場の注目が集まっています。
発端はロシアが米ドルに代わる準備通貨について討議する可能性を示唆したからですが、G8の後には米ドルを持ち上げる発言をしたようです。(ロシアのことだから本心はわかりません。)
今回の会合で準備通貨についての討議が行われなくても、BRICs諸国の米ドル離れが今後加速するような明確な意思を窺い知ることができれば、市場はドル売りで反応するかも知れません。
現在市場ではドル買戻しが進んでいますが、BRICs会合の結果、またドル売りが加速する(=押し目となる)可能性があると思います。
(共同声明の採択って今日の何時なのでしょう?)
もっと重要なことは、今回の初のBRICs会合が世界から注目されているという事実です。
G20会合も昨年始まったばかりですが、爺7の相対的存在感・信認の低下は明らかです。
G20の中で、爺7 vs BRICsの対立が今後生じかねません。
(すぐに戦争とか連想しないで下さいね!?)
米国にとって、BRICsは今や欧州よりも米国債の大口のお客さんとして重要かも知れません。
一方、米国にとって中国の次に大口顧客である日本の財務相は「米国債に対する信認はいささかも揺らいでいない」と発言したようですが、これが本音だったら救いようがありません。
これからもずっと忠犬(←自らの判断や意思がないという意味)として米国のお供するの?
中国みたいに少なくとも買うから財政健全化しろと客として当然の要求ぐらいしたら?
日本にだけは言われたくないと返されたら、米国がウチの国債なんて買いたくないように、我々も財政不健全な国の国債は買えないって言えばいいんだよ。(こっちは客だけど、あっちは客じゃないんだからさ!?)
昭和の時代は米国の忠犬で良い結果を招いたが、今の時代は悪い結果を招くかも知れないと日本の頭脳達は思考してみました?
(余計なことを言ってドル安招いても日本にとって利益はないとの判断と信じたいですが・・。)
・・日本は置いておいて、
今回のBRICs会合を、短期的にはドル売りを招く発言や対応があるのか?、長期的には世界の勢力図にどのような影響を及ぼすかに注目しています。
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
コメント
某FX業者の動画コンテンツの講師の人が「アメリカとBRICsの金融戦争」という言葉を使われていました。特にその中身には深く言及されていませんでしたが。太助さんの記事を拝見した直後だったので「戦争」というキーワードが重なってちょっと驚きでした。
長期的にはドル安の流れだと思いますが、一気にドル安へ持っていくようなことは、中国・ロシアはやらない(やれない)と思います。しかし、着実にうまくやるんだろうな・・・と思います。日本ガンバレ!(笑)
>「アメリカとBRICsの金融戦争」
金融に関する限り、世界が恐怖するテロリストはどっちでしょうね?(笑)
>中国・ロシアはやらない(やれない)
昨日のBRICs会合の声明も無難にまとめた感じでしたね。
BRICsの存在感を示すには充分だったと思います。
胡錦濤、メドベージェフ、ルラ、シンの4首脳が握手する姿は私でも怖っと思ったので、G7にプレッシャー掛けるに充分だったのでは?
>日本ガンバレ!(笑)
流れない水は腐る・・。
考えて駆け引きして行動しろ、ニッポン!(笑)