ギリシャと言えば、ギリシャ哲学?
ギリシャ哲学と言えば、ソクラテス?
ソクラテスと言えば、「無知の知」。
ギリシャ哲学について、この程度の知識しかないのですが、その程度の知識しか自分にないことを自分は知っているという点で、全てを知っているつもりの人よりもマシ・マトモだというのが、「無知の知」ですね!?
EUの緊急支援策等で週明けはNYダウを中心に暴騰しましたが、火曜日のアジア時間からは全体的に下げに転じて、そのまま上昇トレンドへの転換には至りませんでした。
ギリシャ問題の根本的解決には繋がらないって確かにその通りですけど・・。
根本的解決がなされると期待していたの?
市場は不確かなリスクを嫌うので、身構えて上昇しないのも仕方ありませんね。
数ヵ月後には、そう言えばあれだけ騒いでいた根本的解決がなされていないギリシャ問題って今はどうなっているの?と忘れ去っている可能性も十分あるのでは?
(ドバイショックの解決状況や現状について熟知している人が今どれだけいるでしょうか?そのドバイが今市場に影響を与えているでしょうか?)
財政赤字の正確な金額にも無知だったギリシャは、今世界に体を張ってソクラテスのギリシャ哲学を思い出させようとしているのかも知れない。
いや粉飾なら、財政赤字の「無知の知」か!?(座布団何枚?)
まあ、市場も何もかも知って織り込んでいるつもりの時もあれば、何もかも知らぬ存ぜぬと謙虚すぎる時もあるのでしょう。
VIX指数が急上昇する時は皆が謙虚になって「無知の知」を思い出すのでしょう・・。
でも、それは自分の負の感情に支配されることを意味しないし、「無知の知」という意識は持ちつつも未来が見通しにくい状況においても、知ろうとする努力は重要ではないかと思います。
ギリシャ国民や政府も、EUの要人も、市場参加者も「無知の知」という先人の教えを今こそ思い起こすべきなのかも知れませんね・・。
財政赤字の公表数字が正しくないことを知っていることではないよ!
お後が宜しいようで・・!?
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
ギリシャ問題と市場の「無知の知」!?未来は知らぬ存ぜぬ?不確実なリスクなら下がって身構えておこう?
