次元の低いドル・ユーロ・円の最弱争い!?日本は円高株安デフレ進行だけど最終章は超絶ハイパー円安ってやっぱりマゾ!?

ユーロがドルに対して買われる!買われる!
 
ギリシャ危機は?ポルトガルは?スペインは?イタリアは?ユーロからドイツが脱退してユーロ圏大崩壊の危機は一体どこに行ったんだ!!!
 
そもそもユーロなんて多種多様で纏まりがなく、玉石混交の共通通貨でそもそもの設計に無理があるんだ!(俺は以前からそう思っていた・・。)あんな通貨買えるかって意見はどこに行ったんだ!!!
(ヘッジファンドやディーラーの戯言をまともに聞いちゃ駄目よ!)
 
取り敢えず、今の旬は「米ドルなんて買えるか!」のようです・・。
 
ユーロはとことん売られたので、ユーロ安が輸出を助けて景気が回復するとの憶測もユーロ買いに繋がっているようですが、これは通貨が一方的に売られ続けるのが難しい理由の1つですね。
 
その一方、日本は世界の景気が悪いと逃避的な円買いにより円高になるので、泣きっ面に蜂で一方的に痛めつけられやすいですね。
 
言い換えれば、世界中景気が悪いときに、日本が国益を損なっても財政赤字が更に膨らんでも、通貨高を引き受けて世界中を助けてあげている訳です。
日経平均の動きがそれを示しています。
 


現状はリスク回避の円高ではなく、ドル安による円高の影響が大きいはず。
 
世界では直近ブイブイ株高に振れている国も沢山あります。
 
ところが、日経平均は年初来安値近辺でウロウロして世界から置いてけぼりです。
85円の円高(本当はドル安)が強力に頭を押さえつけて、日本の株価は上昇できません。
 
こんなマゾヒスティックな展開をリーマンショック後に何度見たでしょうか?
 
それでも、ドル85円で日経平均9500円のレベルで留まっている点は少し耐性がついて、クロス円は円高に振れていない点は織り込んでいると言えるのかも知れません。
 
でも、米国の属国である(あった?)日本にとってドルの影響力は強く、日本自体も直ぐには変われないし、市場の見方も直ぐには変わらないでしょう。
 
だから、要因が円高であれドル安であれ、日経平均は相変わらず負のスパイラルで従属反応して、日本経済は実際の為替レートからも下がる株価からも二重で負の影響を受けで、ますます蟻地獄のような負のスパイラルに陥る訳です。
 
まあ確かに日本が本当に心配すべきは、超絶ハイパー円安であって、それに比べればこんな円高(ドル安)はかわいいものかも知れません。
 
ドルとユーロと円の三大通貨で、財政赤字垂れ流しの最弱危険通貨争いへと進んでいくのだろうか?
 
そういう意味では、円はドルやユーロに負けてないと思うけど・・。
問題意識と問題解決能力と気概の低さという点でも・・。
やっぱり長期的には(喜べない)円安!?
 
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