日本人2名がノーベル化学賞を受賞しましたが、クロスカップリングという技術にパラジウムが触媒として使われているとか・・。(ようわからんけど)
私は金価格にクロスカップリングしたパラジウム価格の9年ぶりの高値をノーベル賞受賞とクロスカップリングに喜んでいましたが、ハイ何の関係もありませんね・・。(長期的には、ないことはないけど・・)
こんなパラジウム価格を押し上げるのに寄与しているのが怒涛のドル売りですが、ドル安がコモディティー全般・新興国株価・ユーロ・円と全ての価格を押し上げています。
(G7で問題にすべきはドル安では?[笑])
9月に2兆円の円売り介入をし、白川さんにとっては清水の舞台から飛び降りるほど勇気がいったであろう日銀の金融緩和策にも関わらず、昨日1ドル82円前半まで円高が進み高値を更新しました。
米国がドル安を志向して手を打ってくる以上は、超大国の基軸通貨に対して日本が小手先の手段で円を安値にすることが難しいのは確かだと思います。
しかも、(財務相は必要なら関係なしにやると言っているけど)G7の前では介入をなるべく避けたいのも事実でしょう。
米国の人民元切り上げ圧力も、世界的な通貨安競争に対する懸念も高まっているし・・。(後者は米国が言うなという気もするけど[笑])
もう、どうせここまで来たのなら・・、
1995年4月に記録した79円75銭の戦後最高値までたった2円のところまで来ている訳ですよ。
どうせ今介入しにくいなら80円割れまで攻め込ませて、79円80銭辺りで金に糸目を付けない(?)怒涛の円売り介入を行って、チャート的に言うと15年に及ぶ歴史的なダブルボトムを無理矢理形成してしまった方が効くのでは?
プロもアマもテクニカル命の人達が歓喜の怒涛円売り追随で援軍してくれるかもよ!?
(かなり無責任に言ってますけどね!?)
円高の話ではなく怒涛の全面ドル安については、個人的にちょっとスピードが速すぎて、新興国もコモディティーも下げるために上げて来たんちゃうの?という気もします。
今夜の雇用統計の結果次第では、逆回転の始まりになるかも・・?
11月の米金融緩和をたっぷり織り込んで先取りしてドル安が進んで来たので、もしもサプライズ雇用統計好転の結果になったら、金融緩和期待縮小の失望売り・ドル買戻しなんてオカシナ反応になるのかも知れません・・。
雇用統計の少々悪化程度を市場が一番望んでいるとしたら、とても不健全ですよね・・。
昨日は雇用統計前の様子見でコモディティーも新興国も下げましたが、一旦70,000を超えたブラジルが大台を割り込み69,000台で引けたこと、20,000を超えていたインドが過去最高値に一歩及ばすここで折り返せばダブルトップ形成にも見えることから、ここで一旦天井かなという兆候も・・?
まあ、このままドル安ブイブイ継続でも個人的には結構なことですけど・・。
でも、円だけはドバイ・ギリシャショックのリスク回避で買われて、リスク選好のドル安でも買われて、1年中買われてない?
円が買われるのは結構なことって、マゾ?
G7で日本の(米国や中国と同様に少々傲慢なほどの)強腰外交を期待します!
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