ほら来た、銀の狂乱暴落!&今年のGWも行楽ボケの日本人が円買いで狙われた!?

早くも来ましたね~、銀の狂乱下落!
東証の銀ETF(1542)は、(祝日3日分を含みますが)昨日21.5%の暴落になりました。
銀はほぼ一週間で高値から30%の暴落を演じ、商品市場も株式市場も道連れにして舞台の主役となりました!?
 
チャートを見ると崖のような大暴落で、今の35ドルは3.11の頃のレベルなので、この2カ月の狂乱上昇で築いた山をわずか1週間で麓まで下りてきたことになります。
 
私はイースター休暇中に1日で5%上昇した時に訳ワカランと書きましたが、振り返るとこれは暴落前に見せる典型的な高値圏での乱高下でしたね。
その後も5%超/dayの上昇下落を繰り返して、今週の大暴落に至っています。
 
キッカケは、米COMEXが銀先物の証拠金を引き上げたこと、ソロスファンドが金銀の持ち高の大半を売却したと伝えられたことが大きいようです。
 
これで30%も下げるなら、銀をどんだけ投機的に意味なく嵩上げ・買い上げてたんじゃって話ですね。
オランダでチューリップバブルが起こった17世紀から、人間はなんも進歩しとらんっちゅうことですかね?
 


「市場は常に正しい」と思考停止、もとい、トレンドフォローする短期筋も「市場は常に間違っている」と主張し、こんな高値は馬鹿げていると思考し、金銀を売った投機の天才ソロスの意思決定はリスペクトする訳だ?
 
さて、この銀暴落も寄与しましたが5日にはドル円が再び79円台に突入する円高になりました。
やっぱりゴールデンウィークは思考停止で行楽地に遊びに行く前に円を買っておいて、帰ってきて刈り取れば儲かるのか?
 
たまたまリスク回避がゴールデンウィークに重なったという面と、それに乗じて休暇で動かない日本を円買いで投機筋が攻めたという2つの面があると思います。
 
FXのトレードにおいてロスカットを必ず置くべしと言われますが、ロスカットを置くから狙われてロスカットするのも事実だと思います!?
当然ドル円の80円前後にロスカットは集中していて、休暇中で円売りの抵抗も少ない中で、行楽地で遊んでいて放置されているミセスワタナベのロスカットを投機筋が崩せばぼろ儲けと狙ってくるでしょう。
 
ロスカットを置くから、カットされて損するのも事実です!
(ロスをカットできている訳ですから、決してロスカットを置かないことのススメではありません。)
 
休暇中のノンビリ農耕民族のポジションをハイエナ狩猟民族は虎視眈々と狙っていると考えて、リスク管理を考えた方が良さそうですね。
(トレンドフォローだから意味なんかないんだって!?
「市場は常に正しい」信者が一番市場を歪めてるっちゅうの!
1週間前の銀価格49ドルも今の35ドルも正しいのか?間違っていたから大暴落したんじゃないの?)
 
金曜日の雇用統計は好感されたようですが、ギリシャがユーロ圏離脱の噂でNYダウは失速して引けたようです。
リスク回避継続するのか?来週の銀にもドル円にも注目ですね!?
 
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