コモディティ早くも復活!?米株高・資源高・新興国株軟調のトレンドは変わるか?

ゴールデンウィークの先週に大暴落したシルバーですが、今週に入って取り敢えず下げ止まったようです。
いやいや下げ止まったと言うより、反転してまたもや1日3~5%の上昇を続けています。
 
ほんとに元気でやんちゃなシルバーだこと!?(私も少し買ったけど・・)
まあ30%暴落した後なので、3日程度の反発で下げ止まったと判断するのは時期尚早ですが、こんなペースで反発を続ければ2週間でまた50ドルの高値まで戻ってしまいます・・。
 
先週銀の道連れで90ドル台まで下げた原油も、今週は100ドル台まで戻してきました。
同様に、ゴールドも1400ドル台から1500ドル台に戻しています。
 
コモディティはまた全般的にここから右肩上がりのトレンドを描くのでしょうか?
 
コモディティの上昇も一因となり、NYダウも堅調に推移しています。
一方、新興国の株はあまり冴えません。
 
QE2後のトレンドをざっくり言うと、


①コモディティ全般は急上昇
②米国を中心に先進国株堅調
③BRICsを中心に新興国株軟調
となるのではないでしょうか?
 
じゃぶじゃぶマネーが資源価格を押し上げることは事前に予想(懸念)されていたことですが、新興国の株価を押し上げるとの予想は結局逆の動きとなりました。(中国もインドもブラジルも!)
 
先進国は米国のみならずドイツもイギリスの株価も堅調であり、じゃぶじゃぶマネーの恩恵を受けたと言えそうです。
 
最大の誤算は、じゃぶじゃぶマネーが新興国の株式市場にはあまり流れ込まず、ブラジルやインドに至っては半年間で結構下げています。
 
だから、吸収されないじゃぶじゃぶマネーが行き場を求めて小さな商品市場に流れ、商品価格を押し上げて新興国のインフレ・引き締め懸念を招き株価を押し下げて、ますます商品市場にマネーが流れて・・・、という負のスパイラルが働いたと思います。
(その無茶なシワ寄せが銀相場の暴騰・暴落を招いたのかも知れません・・。)
 
さて、今回のコモディティ急落はQE2後のトレンドを変えるきっかけになるのでしょうか?(その後の急激な戻りを見ると?ですが・・。)
 
NYダウを中心に先進国の株価もそろそろ頭打ちという気もしますし、
①新興国株価堅調
②コモディティ横這い(長期的にはゆるやかに上昇傾向)
③先進国株価軟調(横這い)
④株価を置いておいて、日本は沈まず!
というトレンドに変わることを期待します。(笑)
 
その為にも、銀は毎日5%も上昇しなくていい!
生き急ぐな、少し落ち着け、シルバー!?
 
過度なインフレと金融引き締めが和らげば、新興国の株価もブイブイと上昇する日も来るでしょう・・。
 
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