FOMCで市場が真っ先にツイスト!?お約束で連休中の日本人イジメの円高は来るか?

FOMCではQE3は決定されずにツイストオペ(説明略)の実施に留まりました。
 
これに失望した21日のNYダウは大幅下落で終わり、リスク回避志向は全ての市場に伝播しました。
様々な解説がされていますが、QE3なしのツイストオペは大方の予想そのまんまであり、あんだけ大袈裟に下落するのはおかしいだろ!
 
予想そのまんまで、FOMCでバーナンキのひねり(twist)が足りないってか?
市場がバーナンキにひねられて(twist)どうすんだ!?
FOMCのツイストオペ決定で、真っ先にツイストしたのはマーケットでしたってオチかよ!?
 
さらに、昨夜のNYダウも3.5%の大幅続落となり、世界経済を巡る懸念と抽象的な理由で解説する記事もありましたが、こうなるともう理由なんてなくて、不安が不安を、売りが売りを呼んで、ゴールドまで売られてリスク資産からキャッシュへ我先にと一時避難している状況だと思います。
 
前回の記事で、リーマン時と似てなくもないが大暴落はないのでは?と書きましたが、私の感覚ではこの程度は(今はまだ)小暴落です!
 


為替でも、豪ドル円が73円台とか、ランド円が8円台とか、久々のディスカウントストアにリスク商品陳列!?かも知れませんが、世界の激動に我関せずと悟りを開いているような通貨ペアがあります!
 
そうです、VIX指数の上昇と反比例するかのように岩のように動かないドル円!
 
歴史的円高で介入と騒いではいますが、激動の8~9月に76円~78円の狭いレンジで安定推移しています。
 
介入警戒感があることも76円を割ってこない理由の1つかも知れませんが、怒涛のリスク回避の最中で世界中が暴風雨なのに、ドル円だけが台風15号の目の中で無風状態のようです!?
 
ただ単に、ドルと円は仲の良いゲートボール仲間で気が合うのかも知れません!?(何があっても驚かず、ボラ低すぎちゃう?)
 
そう言えば、9月の祝日の重なる今週はいつからかシルバーウィークと呼ばれるようになったのですね。
日本人が連休中で遊んでいる時に円高が進行するって法則はよく当たると思いませんか?(ドル円以外は既に半端ない円高です。)
 
投機筋が円売りの出ない日本の祝日に円買いで攻めてくるからってのは勿論大きな理由ですが、それ以外にも不思議と市場の年数回のリスク回避と日本の連休は時期がピタリと一致しているように思います。
 
8月19日に一瞬75円台はつけていますが(これもほぼ盆休みで日本人休暇中と言えるか?)、今回76円を割って大きく円高が進行していくのでしょうか?
QE3という手が打たれたらそうなったかも知れませんが、この2カ月のドル円のペッグ状態を見ていると、もう円高も限界に達しているのではと密かに期待しないでもありません。
 
でも、「海水浴から帰ってきたらロスカットされていた」というレバレッジを掛けた強欲な平和ボケ草食系にはお仕置きが待っていると教訓にした方が良いでしょう。
 
もうマーケットも大袈裟にツイストしなくていいよ!?
ドル円の達観ぶりを見習え!
 
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コメント

  1. mi-ko より:

    そうですよね。私もそう思って(日本人が遊んでいる時に円高進行)、先週末FX口座に入金しました。
    「なーんだ、必要なかったやん」となることを密かに願いながら。
     
    クロス円のロングポジション…。(/_;)
     
    イジメだったり、ファンダメンタル?だったり、アノマリー?だったり、兎に角お約束ではあるのですよね。

  2. 太助 より:

    先週末に入金済とは「備えあれば憂いなし」のお手本ですね。
    世界は悲観一色ですし、まだまだ下げるかも知れませんが、ピンチとチャンスは表裏一体ですね。
    連休前に日本人イジメの危険を察知し入金して、事実暴落している訳で、お約束が役に立ったということなので、「お約束はある」ということですね!?

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