年度で言えば3カ月過ぎただけですが、相場はグローバルだし納税の観点からもカレンダーイヤーで考えるので、早くも半年を終えて今週から後半戦ですね。
トランプの引っ搔き回しも落ち着いてきたというか、慣れっこになったといか、疑惑のデパートだし問題や危険性は沢山孕んでいますが、ちょっとやそっとではマーケットも反応しなくなって来ましたね。
6月はNYダウも日経平均も上昇し比較的穏やかでした。
しかしながら、例年梅雨の時期から夏の終わりにかけては(6月から9月まで)相場が弱いというアノマリーがあります。
みずほ証券さんの平均月間騰落率(1993年から2016年まで)のデータをお借りすると、
6月 7月 8月 9月
NYダウ ▲0.7% +1.1% ▲0.9% ▲0.6%
日経平均 +0.3% ▲0.0% ▲1.5% ▲1.3%
と確かに弱いですね。
これがSell in Mayと言われる理由です。この格言は9月に買い戻せと続きます。
10月も弱いというイメージがあると思いますが、リーマンショックのような大暴落を含んでもNYダウは平均では+1.9%で弱くありません。
(日経平均は10月も▲0.9%なので、そのイメージが強いのかも。
そりゃ、世界の中でもこの株価指数は年間の騰落率がそもそもアレなので!?)
ダウも日経も今年前半は良い感じで上げて来たので、ヘッジファンドの売り崩しはキッカケ待ちという気もしますし、大きく調整してもおかしくないような?
米国に続いて欧州と英国の中銀も金融引き締めを示唆したことが1つのキッカケになるでしょうか?
トランプ中心に政策や地政学で大きなリスクが飛び出して来るのでしょうか?
ということで、相場は雨と暑さに弱い!
夏本番がやって来るので、自分と相場の熱中症に気を付けましょう!?

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