ナスダック総合も▲2.55%下げて12,839で引けました。
理由を一言で言えば、市場の織り込み以上のペースで米FRBの利上げが加速するとリスク回避に傾いた。
言い方を変えれば、3月のFOMCで初回の利上げが実行された時に甘い織り込みで材料出尽くしと勘違いしてホイホイと安易に上昇へ転じた間違いの下方修正を迫られた。
金曜日に1000ドル近く下げたNYダウも木曜始値では35000を越えていたので急落ですね。
4月の頭からズルズルと下げ続けているNASDAQは金曜の下げ率こそNYダウに負けましたが、更に2%強下げれば今年の安値を更新するレベルに達しています。
次回のFOMCは5月3日から4日に開催されゴールデンウィークの真っ只中になります。
今週の金曜日も祝日で4営業日だけになるので今後2週間は特にリスク管理が重要かも知れません。
為替市場では以前なら日本勢が休日で薄商いの中はストップロスのドミノ倒し狙いの円買い仕掛けを心配したものですが、今では日米金利差拡大意識の円売り仕掛けをゴールデンウィークに心配するとは・・・。
いやー、時代は変わりましたね。平成感覚は終わって令和ですねー。
黒田さんはいまだにお気楽のようですが、日本売りの弱くなる円って当たり前過ぎて否定のしようもなく面白くないんですけどね。
そう言えば、今週は日銀金融政策決定会合もありますね。米FRBに比して日銀がドル円相場を動かすパワーは弱いですけど、一応両サイドに振れる材料が出る可能性には注意が必要ですね。
今週はGAFAMの決算発表も続きますね。
NASDAQが年初来安値に接近する中、先週のネットフリックスに続くショックがあれば更なるハイテク全体売りに繋がる可能性もあります。
ということで、日本人が頭の中はゴールデンでで休んでいても世界の市場は待ってくれず関係なく動くし、短期筋はそこに付け込んでくるし、動かす材料には事欠かず目白押しだし、この2週間は自分のスケジュールに合わせてポジション落とすなり逆に取りに行くなり、リスク管理をしっかりして過ごしましょう!

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