本日昼間の記事で私が予想した要人コメント
「引き続き注意深く見守っている」
実際の要人コメント(ロイターより引用)
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福田康夫首相
「為替は市場が決めることであり、為替の高い、安いなどについて申し上げるわけにはいかない」としながら「あまり急にレートが変化することは好ましくない」
額賀財務相
具体的な水準や動きについてはコメントを避けたものの、「相場動向については注意深く見守っていきたい」と繰り返した。
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予想的中率90%!利益確定!(相場もこんなに簡単だといいのに・・・)
好ましくないから何じゃい? So What???
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さて、本題です。
自分の身は自分で守るしかないと勉強させていただいたところで1ドル80円説について検証してみます。
大和総研によると、2007年以降の日経平均と円/ドルレートは非常に高い連動性をみせており、日経平均の為替感応度を計算すると、1円の円高(円安)に対して日経平均株価は273.88円下落(上昇)するそうです。(ロイターより抜粋)
勿論、このデータが今後も有効かは判りませんが、今日をザックリ「1ドル=100円」として、今後5円刻みで円高になった場合の日経平均株価から現実性を検証してみます。
為替(ドル円) |
日経平均(円) |
100 |
12,433 |
95 |
11,064 |
90 |
9,694 |
85 |
8,325 |
80 |
6,955 |
何と円高80円まで進めば日経平均約7,000円ですよ!
では、バブル崩壊後の日経平均最安値はいくらでしょう?
7,607円(2003年4月28日に記録)
つまり、失われた20年近くの中でも株価最低になる可能性があるわけです。
私は「日本は沈む」と悲観論を唱えてきましたが、その私でも80円までの円高はないと思います。(きっと、たぶん、おそらく)
ただ、因果応報と痛い目見ないと変われない体質を鑑みると、この国の長期的将来の為には必要な辛酸かもと少し思います。
(そうでないと、先送りされた問題を全て若い世代が被らせれますよ!誰のツケ?)
その一方で、お気楽近視眼的楽観論を述べていた専門家の皆様が須らく悲観論に傾いたら、上昇の芽も出てくるとも考えています。
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